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ささやかな抵抗の果てに聞こえた音

前回の自作防音室の記事が割と見てもらえたみたいで、
今回はついでに家のちょっとした防音対策について書いていこうと思います。

前回もそうなんだけど、普通のスタジオ持ってますとか家賃クソ高い音大生とかが住んでるような防音の物件に住んでる人は別に関係ない記事だと思います。
普通の家に住んでて少しでも防音したい人たち向け。
言わば庶民的な庶民のための庶民の味方なブログとなっております。

家の防音環境の程度って家によって様々だと思うんですよ。
まず前提として隣の家の生活音がめっちゃ聞こえるレベルの家の人は流石にまず引っ越した方がいい。
テレビの音が聞こえるとか話し声が聞こえるとかはもうDIY的な防音ではどうしようもないんじゃないかと思うし、もしやるとしても家の中に防音の部屋入れるレベルになってくるよね。
そうなると結局とんでもない出費になるし、賃貸の場合出る時どうすんのってなるしね。となると流石にある程度防音されてるところに引っ越したほうが早いし、安い。一軒家とかマンション買いました系の人は自分の部屋に防音の部屋を作るのもありだと思われます。
そんな訳で最低限の防音環境の家の前提で書いていきます。

そして本題なんだけど。
24時間換気用の通気口あるじゃん。
多分誰の家にもついてると思うんだけど。
こんなの

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なんか写真だと周りめっちゃ汚いのは置いといて。
これって換気用の通気口だから絶対外に面してるはずなんだよね。
実際こっからめっちゃ外の音入ってくるし、多分中の音も少なからず抜けてる
はず。
閉めたらあんましよろしくないっぽいし、閉めた時の換気扇の唸りがやばい。
もうお前が一番うるせーわってレベルの音量。どっからともなくピーとか言う音も聞こえてくるし。だもんでここは開けっ放し前提のお話。
じゃあどうするか、塞げばいいじゃないってことで今回はこちらをご用意しました。

見ての通り防音するものです。
しかもちゃんと配管用って書いてあるからまさに通気口を黙らせるためのグッズ。
あとはこれを通気口開けて入れるだけ。
通気口自体の開け方は家によってタイプが様々だから各々調べて欲しいんだけど。
そんなに複雑な中身のものって多分そんなにないと思うので、誰でもすぐに取り付けできると思われます。

そんな配管用防音対策をうたってるこいつの効果は
...なんか思ったほどじゃない。
外の雑音がちょっと少なくなったかなーって程度。
そこでもっと効果ありそうないいやつを物色した結果。
あった。

グラスウールでできたやつ。
グラスウールって防音する時めっちゃ詰め込む直接触るとめっちゃチクチクするやつです。ちなみに前回紹介したGCボードの中身もグラスウール。
即購入。
届いたら同じように通気口開けて入れてみる。
前のやつよりいい感じになった。
でもどうせならと思って最初に買ったやつも一緒に入れてみたら、
めっちゃ静かになった。
それでもやっぱ穴空いてるから完全に無音は無理な訳なんだけど、
ノーガードの状態に比べたらめっちゃ静か。
もう後は壁だったり窓だったりの守備範囲になってくるから、さらに防音を目指すんなら窓枠変えてみたりいっそ窓変えてみたりしたらいいと思われます。
窓変える前に窓枠変えないとあんま意味ないらしいけどね。
後は遮音カーテンなるものがあったりするし、
壁に遮音シート貼ってその上にGCボードだったり吸音材貼って回るのもいいと思うし。
まあ色々試してみて自分に合った防音環境で快適な音楽ライフを送るといいと思います。

まあ一番いいのは大金稼いで一軒家の地下をスタジオにしちゃうことだよね。
みんなの憧れですね。

そんな訳で今回はちょっとした防音的な続きでした。


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