第10節鹿児島戦game2とHEROとKIDS

こんにちは。

熱戦から一夜明けようやく冷静な気持ちで記事を書こうと思います。

３点差か…３点差かぁ～…３点…

１ゴール差の負けは応えますよね。

ベルテックスはgame1で悪かったTO（ターンオーバー）は28から9へ激減。
この修正は見事の他に言うことはありません。

しかし鹿児島はそれ以上に見事。game1で62.5％と良かったうちのeFG%を39.4％と激減させました。

ファール覚悟でゴール下のレイアップを徹底的につぶしに来ましたのが功を奏してしまった形。

うちのFTA（フリースロー試投数）が19から31に激増してますから大分徹底してたなと。

#7GATOのレイアップがあんだけ外れるのは初めて見た気がするもんな。

お互いにgame1で悪かったところを修正して鹿児島の方がより成功したといったところでしょうか。

ファールがかさめばファールトラブルを起こすし、実際に鹿児島は2桁得点だった#23AJ選手と#58永山選手が退場する事態になりました。

終わって冷静に振り返れば鹿児島が払った代償に見合うだけの対価をウチが支払わせることができなかったということでしょう。

ぶっちゃければ#25ムースのフリースローが普段通りなら勝ってた試合なのですが、まぁそれは言っても仕方ないしね。

トータルで3点分鹿児島が強かったということでしょう。

次はぜってー負けねーけどな

さて、実は今日の本題はここから。

この日ぼくは用事があってチケット取ってなかったんですが、チケットを取っていためーあさんの体調が悪くなってしまい急遽代理で会場に参戦することとなりました。

2階席だったんですが、周りはミニバスチームの子たちかな？保護者の方たちもいらっしゃってて、おそらく初めて会場に来たようです。
嬉しいなぁこの子たちがこのゲームを見てよりバスケが好きになってくれたらいいなぁなんて思いながら見ていたんです。

まぁ時節柄おとなしく見ていたんですが、笛はならなかったんですが明らか鹿児島のトラベリングだったので思わず”歩いた”と呟いてしまったんですね。

そうしたら前の席に座っていた小学生の男の子が”そうだよね？俺もそう思ったんだよ！”ってこっちを振り向いて言ってきたんです。

なんかね、その瞬間から2人にはシンパシーが生まれましたｗ
同志ってやつですねｗｗ

彼もぼくと同じで鹿児島のＡＪがいいプレーヤーで、だからこそこの場面では一番危険なプレーヤーだと認識していたんでしょう。

ＡＪのファール数を気にし始めました。おっさんこう見えても彼よりもバスケ経験は長く、選手のファール数は大体頭に入ってますし文明の利器スマートフォンがありますからB3リーグのサイトを確認することもできます。

そんなわけで彼が今ファールいくつだよね？と確認するたびに応えてあげていました。なんて優しいんでしょうか。大事な事なのでもう一度、なんてぼくは優しいのでしょうかｗ

そんなやり取りがありつつゲームは最終盤に差し掛かった時のことです。
４Q　0：40　ムースがあと1点で同点というand1をダンクで決めました。それまで先制されていた展開を追い上げとうとう1点差まで追い詰めた値千金のダンクです。

その時彼が思わず呟きました。

”すげー…ヒーローだ…”

これはねぇ、ゆうさん感動してしまいました。

言わせたムースもかっこいいけど、このセリフを言った目の前の少年もかっこいいなと思ったわけです。

あなたもご承知のとおり、結果3点差で負けてしまったわけですが、ベルテックスの選手をヒーローと思ってくれる少年が一人生まれたシーンを目の前で見ることができてぼくは勝敗以上の強い思いを抱くことができました。

この気持ちを持たせてくれたムースと名前も知らないバスケキッズに心からお礼を言いたいと思います。

この町でぼくの大好きなバスケが盛り上がっていくためにはムースもキッズもどっちも必要だよなぁと改めて思いましたとさ。

なんだかとりとめもなく。

OVERCOME！VELLTEX！！

鹿児島は最後ミスしてたんだよね。残り1秒シュートせずにボール持ってれば勝ちだったのを焦ってシュート決めちゃった。
ウチにはほんの少しだけどチャンスが残された。そんなミスに付け込んでしぶとく３Pを決めるチームになりたいですね。
最後は３P打てるプレーヤー以外いらないと思ったんだけどなぁ？