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第2節金沢戦game1とリスクと成長

こんにちは。

金沢戦game1は仕事の都合で後半からしか見られなかったので早起きしてスタートから見返しながら書いています。

金沢戦は毎度のことながらライゾウのパフォーマンスの高さに唸らされます。あのいぬどこで買えるんだろうか?


さてその結果ですが

金沢 56-81 静岡 手堅く勝ちを収めました。

前半で21点差をつけて試合の流れを決定付けましたね。

3Qこそ金沢優位で進んだものの最終的には56点以下にその得点を抑えきっての勝利となりました。

1Qはいつも通りのプレーで得点を重ねましたが2Qで#1慎さんがコートインしてからパスの質が変わったように思えました。

って言うかやっと慎さんの今シーズンのプレーを拝むことができたんですよ。皆様お待たせしました。


話は戻って慎さんのパスの話。

バスケットボールはその競技の特性上ゴールにボールが近づけば近づくほどDFの強度は強くなりボールを失うリスクも高まることはお分かりいただけるかと思います。

言い換えるとゴールに近いところにボールを運ばれれば運ばれるほどDFとしては脅威を強く感じるということになります。

最も昨今ではB3リーグでもフロントコートからボールプレッシャーをかけることが多くまた3Pへの警戒から必ずしもその通りではないシーンもありますが、大原則としてはゴールにボールが近づくほどDFのプレッシャーは大きくなると考えらています。

パスにおいてもその原則は変わらず、カットされる可能性の低い安全なパス、例えば3Pラインから離れたセンターラインに沿ってパス交換していてもそれはシュートに直接つながることは少ないですからDFにとってはあまり脅威になりません。

逆にアウトサイドからインサイドへ放り込むようなパスは容易に得点につながりやすいことからDFにとっては大変な脅威になります。

またパススピードが遅く味方が簡単にキャッチできるようなパスはDFにとってもカットしやすいパスであることからそのスピードの速い遅いもDFにとっての脅威にかかわってきます。

わかりづらくなってきたのでざっくりまとめると

リスクの高いパスほど大きなリターン(容易な得点)を得られる可能性が高くなるよってことを言いたいわけです。

大分長くなってしまいましたがここで2Q 1:00あたりの慎さんから#24タヒロウへのパスを見てみましょう。

慎さんへ#6オオトモからパスが通るんですが、その瞬間インサイドでタヒロウが相手DFを背中で抑えるように前に立っていわゆるシールの状態を作ります。

B3TVで見る限りパスコースは広くはなくタイミングとしてももう少し時間をかけていればタヒロウが作った一瞬の優位性も消えてしまう事でしょう。

外から中への相手から最も警戒されるパスでありさらに時間の制約があって正確性とスピードが必要なリスクの大きなパスだと思います。

結果タヒロウがファンブルしてしまいパスミスとなってしまいましたが、あれが通っていればそのままの勢いでターンして容易にダンクできるはず、つまりリターンの大きなパスになったはずです。

ターンオーバーになってしまったパスですがこのクオリティーのパスにもっと多くチャレンジする必要があるし、このゲームの中では慎さん以外もそこにチャレンジしているようにも見えました。

ギャンブルではないので練習や実践の経験を通してファンブルやタイミングのミスなどは減らせるはずだし上位に残ってくるチームと対戦するに当たってはあのタイミングのパスをキャッチして得点できるだけの能力が求められると思います。

今シーズンは先シーズンまで特定の選手でしか見られなかったようなバックドアカットへのパスなんかも多くみられてパスからの得点を高く意識しているようにも思えます。

ドライブでのペイントアタックはお家芸ともいえるレベルに達しているチームなのでさらにそこへゴール方向へのパスが多用されればより完成度の高いOFが構築されること間違いありません。


さらなる高みへ到達するために

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