ファイザー社のワクチンを接種して心停止した16才の少年に22万5千ドルの補償金が支払われる(シンガポール)
2021年6月27日にファイザー社のコロナワクチンの第1回目の接種を受けた16才の少年が6日後に心停止したことを先日Twitterで取り上げた。
その時、この件に関し、シンガポールの保健省の医療サービス担当ディレクターであるKenneth Mak氏は、会見を開き、「心停止の原因として、心筋炎が考えられ、ワクチンが関係している可能性がある」と述べた。
そして、保健省は、医学的な調査を行い、今回、8月16日にその調査結果を公表した。
「(心停止した)若者は急性重症心筋炎を発症しており、これが院外心停止の原因となった。この心筋炎は、COVID-19ワクチンに起因する重篤な有害事象である可能性が高い。」
さらに、この発表で、次のような説明がなされた。
・少年は、ワクチンを接種後、ジムで運動をしており、激しいウェイトリフティングやエナジードリンクやサプリメントによるカフェインの大量摂取により悪化した可能性がある。
・少年は、心停止の後、国立大学病院の集中治療室で治療を受けリハビリテーションを受けている。幸い少年は、回復してきており、近いうちに退院できる可能性があるが、今後も継続したリハビリテーションや治療が必要となる。
少年とその家族は、シンガポールの保健省が提供しているワクチン被害救済支援プログラム(VIFAP)に基づき、から225,000ドルの補償金を受けた。
この補償金は、ワクチンによる重篤な副作用で、永久的な重度の障害または死亡に至った患者に対して、プログラムが提供する一回限りの最大支払額である。
幸い、少年は集中治療やリハビリにより、順調に回復してきているようだが、米国の病理医の見解によると、「心臓の細胞が損傷すると、その損傷は永遠に残ってしまい、損傷した心臓細胞は他の細胞と入れ替わることはない」ため、心配だ。
少年は、回復しているように見えても、一生涯に渡って、何らか心臓の傷を負い、機能が低下した状態で生きていかなければならないのだろう。
今回、少年の病症が悪化した原因として、ワクチンを接種して6日後に激しい運動をしたからであるという指摘もあるのだが、
安全なワクチンだと告知されて接種している以上、そのような運動を控える人は少ないだろうし、少年の行動を責められるものではない。責められるべきは、安全性の不確かな薬剤を無責任に製造、流通させている側である。
いずれにしても、今回の事例では、シンガポールでも、慎重なエビデンスに基づいてた医学的調査により、ワクチンによる若者の深刻な健康被害が正式に認定された。
シンガポールの専門家委員会は、6月30日の時点で、保健科学局(HSA)がmRNAワクチンの接種後に心筋炎および心膜炎が発生したとの報告を12件受けているとの報告を引用し、ガイドラインを更新した。この12件のうち、7件は30才以下の男性に発症しており、この年齢層での通常の発症率を考慮すると、(ワクチンを接種後の)発症率が予想以上に高くなっているとしている。
総括
ワクチンの接種により重篤な健康被害を被った若者は確実に増加している。ファイザー社等のmRNAワクチンによって、どのような副反応が発生するのか、その全体像は依然として不明であるが、既に判明している副反応である心筋炎だけをとってみても、その症例は増加する一方である。そして、多くのメディアが主張している内容とは異なり、決して心筋炎は、軽症であると言い切れるものではなく、また、稀なものでもない。多くの若者が深刻な健康被害に苦しめられていることは明らかだ。
イスラエルの例をとってみても、ワクチンの大量接種により、若年層において大幅な心臓病の増加が認められている。このような心臓病の増加は稀であるとは言えない。
韓国では、ファイザー社のワクチンにより20代の健康な軍人が胸の痛みを訴えた後、心停止で無念に亡くなっている。検死の結果、ワクチンが引き起こした心筋炎によるものだときちんと因果関係が認定されている。
米国の17才の Alex Franks君はファイザー社のワクチンを接種して心筋炎を発症した。
カナダの23才のBrandon Lavoieさん。コロナワクチンを接種して心筋炎を発症した。
「本当にひどい胸の痛みを感じ始め、何かがおかしいと思った」
また、以前NOTEでも取り上げたが、13才の少年も亡くなっている。
なお、研究によれば、ワクチンの副反応による心筋炎の発症は女児よりも男性の方が多い傾向にあることが判明している。医学雑誌JAMA Cardiologyによると、女児よりも男児の方が14倍心筋炎の発症リスクが高い。
しかしながら、女性にも、心筋炎が発症する可能性はある。19才Kennedyさんは、ファイザー社のワクチンを接種して心筋炎を発症した。
若者へのワクチンの接種がまだ進んでいない6月の時点でさえ、米国CDCは200件を超える30才未満の若者の心筋炎や心膜炎の発生を確認している。たった200件と思うかもしれない。でも、考えたら分かることだが、安全であると言われているワクチンの接種後に実際に心臓の異常を訴えるというのは余程のことだ。大抵の人は、多少の異常を感じても心臓の専門医の診察などは受けないであろう。実際には、何十倍も何百倍も発生しているということだ。気が付かないうちに、程度の差こそあれ、心臓の細胞を損傷している人達が大多数ということだ。
心筋炎の発症がワクチンによるものであると因果関係が認定されている症例は現状では少ないが、研究が進み、着々と実態が明らかになっている。
いずれにしても、コロナワクチンの副作用があったとして報告されている症例は氷山の一角である。そして、副作用は、決して心筋炎だけではない。世の中の人々が気が付かない間に、多くの若者に重篤な有害事象が発生している。
医療は、そもそも害をなすべきでなく、本来はワクチンの接種をリスクとベネフィットで判断してはならないのだが・・
それでも敢えてリスクとベネフィットについて考えてみよう。
最近の知見によれば、ワクチンを接種した感染者とワクチンを接種していない感染者とで保有しているウィルス量は変わらないことが判明している。
むしろ、ワクチンを接種した感染者の方が保有しているウィルス量が多いという研究もある。
つまり、他人を守るためにワクチンを接種しましょう、ワクチンパスポートが必要です、という説明は馬鹿げていてもう終わりだ。
自己責任で、自分にとってのリスクとベネフィットに基づいて、ワクチンを接種するべきかしないべきかを決めればよく、ワクチンが重症化を防ぐベネフィット(もしあればだが)と、ワクチンによる副反応のリスクを比較して決めればよいのだ。
参考までに、米国の海軍の指揮官であるJ.H. Furman氏はこのように述べている。
「米軍関係者へのワクチン接種義務化は、米国の国家安全保障に対する脅威である」
「健康な軍人では、コロナそのものよりもコロナワクチンの方がリスクが大きい」
いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。