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欧州議会の議員達は、トルドー首相を非難

 カナダのジャスティン・トルドー首相は、ウクライナを攻撃しているロシアに対する制裁を呼びかけるために、欧州議会を訪問した。ところが、3月23日の欧州議会において、欧州議員達は、トルドー首相を「独裁者」、「面汚し」、「民主的権利を踏みにじる人物」と公然と非難した。

 トルドー首相は、今や欧州で最も軽蔑されている人物の1人である。自由を求めるConvoyの抗議活動に参加した平和的な抗議者達をトルドー首相は、専制的に弾圧した。トルドー首相は民主主義の敵である。ほとんどの欧州議会議員がトルドー首相の演説をボイコットした。

 閑散とした欧州議会の中で、トルドー首相は、民主主義が重要であるかのような当たり障りの ないことをいいながら、自由を求めるConvoyの抗議者達を非難した。

「90%の人がワクチンを接種し、「平和、秩序、良い政府」を国のモットーとするカナダでさえ、反ワクチン、反政府デモがコミュニティの不法占拠や国境の封鎖に発展するのを目の当たりにした。」



  カナダの公共放送であるCBCニュースは、トルドー首相が欧州議会の演説に対して「スタンディングオベーション」を受けたと主張しているが、これは偽りであり、トルドー首相の演説が始まる前にほとんどの議員が反発して立ち去っていた。




 そして、欧州議会において、何人かの議員達は、トルドー首相を痛烈に非難した。

 欧州議会のCristian Terhes議員(ルーマニア)は、一月ほど前、「トルドー首相は、専制君主、独裁者のようであり、ルーマニアのチャウシェスクのようだ。ワクチンに疑問を呈すると、追放される。」といってトルドー首相を公然と非難している。




 そして、Cristian Terhes議員は、今回、欧州議会の出席をボイコットし、フェースブック上で、「基本的人権の尊重を求める自国民を馬で蹴散らしているのに、欧州議会に来てプーチンに民主主義について講義することはできない。・・・」と非難した。



Am refuzat sa validez prin prezenta mea impostura premierului canadian Justin Trudeau, care a tinut un discurs in fata...

Posted by Cristian Terhes - Europarlamentar PNTCD on Wednesday, March 23, 2022



  そして、欧州議会Mislav Kolakusic議員(クロアチア)は、トルドー首相に面と向かって「お前は最悪の独裁者だ」と罵倒した。
「お前が、女性達を馬で踏みつけたことや、片親達の銀行口座を凍結して子供の養育費や医療費、公共料金、住宅ローンを払えなくしたことも見てきた」



 欧州議会Christine Anderson議員(ドイツ)は、トルドー首相に「お前は民主主義の面汚しだ。消えろ」と言った。



 さらに、欧州議会Bernhard Zimniok議員(ドイツ)は、「トルドーは民主主義の価値観を踏みにじり、完全に過度なコロナ対策に反対する平和的な市民を残酷に弾圧し、抗議デモに参加者を支援した200人の市民の口座まで凍結した。トルドーのような明らかな民主主義の敵は議会への出席を拒否されるべきだ。」と非難した。



 この他にも、欧州議会Virginie Joron議員(フランス)は、TRUCKERS(トラック運転手)Tシャツを着用し、トルドー首相に対する反発を表明している。



3月23日の欧州議会での議員達の発言内容の詳細なトランスクリプト↓


 Foxニュースの有名キャスターであるTucker Carlson氏は、トルドー首相に立ち向かった欧州議会の議員達が英雄であると言っている。


 以前の欧州議会での勇気ある議員達の発言について、↓にまとめているので参照して頂くといいだろう。


カナダのConvoyの抗議活動の回想
Convoyの抗議活動については、twitter上でツイートをしてきたが、あまりよく理解していない人のために簡単にまとめておこう。

 カナダで行われた自由を求めるConvoyの抗議活動は、ワクチン接種義務化、ワクチンパスポート制度に伴う自由に対する制限、差別行為に抗議するために行われ、カナダ市民の自由を回復するための象徴的な市民運動であった。





 オタワの市民達は、平和的な抗議活動を行っていた。




 トラックは、国境を封鎖したが、国境を封鎖するという行為は、市民達と話し合いをしようとしない独裁的なトルドー政権との交渉のためである。



 これに対し、トルドー政権は、抗議者達と話し合いをしようとはせず、一方的な弾圧を行った。




 オタワの市民達は、トルドー首相が自由を求めるConvoyのリーダ達と会って話し合いをすることを望んでいた。


 ところが、トルドー首相は、話し合いをしようとしなかった。


 カナダでも、志のある議会議員達は、トルドーの非道な弾圧行為を非難をし、非科学的で意味のないワクチンの義務化、ワクチンパスポート等の規制を終了するように要請した。






 トルドー首相のやり方は、カナダの知事達にも支持されなかった。


 トルドー首相は市民達の活動をテロ活動とみなし、緊急事態法を発動しよとした。それでも、市民達は緊急事態法の発動を恐れず、抗議活動を続けた。



 結局、トルドー政権は、平和的な抗議者達をテロリストと認定し、緊急事態法を発動し、弾圧を強化し、多くの罪のない市民達が暴行を受けた。 










 カナダの警察が暴力によって自由のConvoyの参加者を蹂躙した様子を以前まとめておいた。↓


自由を求めるConvoyの抗議者達に対する寄付は凍結され、銀行口座が凍結された。

 
その後、緊急事態法の発動は、上院での採決を行う前に撤回された。




 カナダでの自由を求めるConvoyの活動は、トルドー独裁政権により非道に弾圧されたものの、この活動は、カナダだけでなく、全世界の自由の象徴となっている。世界の人々がカナダ人を応援してエールを送り、その活動が全世界に広がった。



  以前、イスラエルでの自由のConvoyの抗議活動を↓の記事にまとめた。↓(Youtubeへのリンクが少し切れた。検閲かもしれない。)




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いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。