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「誠実なクズ」としてのポリアモリー

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お互い合意の上で複数の人と同時に恋人的な関係を持つ「ポリアモリー」をパワポを使って紐解いています。
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#セックス

「わたし、ポリアモリーなんです」と言った後の流れについて説明します。

ポリアモリーという言葉をご存知だろうか。 1対1の恋人関係に縛られず、合意の上で複数と恋愛関係を持つライフスタイルのことで、僕はこのポリアモリーを実践している。 近年は日本のメディアでも紹介されはじめたが、一般的な認知率はまだ5%程度。「知らなくて当たり前」なのが、ポリアモリーだ。 そのため「わたし、ポリアモリーなんですよね」と伝えた際は、毎度同じ説明をすることになる。 そして毎度、同じ質問を受ける。 そのやりとりが、もはやフォーマットになってきたので、今日は一連の

「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」と「リレーションシップ・アナーキー」はバンド名じゃないけど、パンクロックな気がする。

ポリアモリーを知ってから色んな価値観がひっくり返された。 でも、ひっくり返った価値観で生活をしてみると「むしろ、こっちが表だったじゃないか」と思うことがよくある。 ロマンティック・ラブ・イデオロギー と リレーションシップ・アナーキー この「2つの言葉」もそれをよく表している。 今日はそんな話。 ポリアモリーとは、お互い合意の上で複数の人と同時に恋人的な関係を築く恋愛スタイル。対義語はモノアモリー(恋人は一人という価値観)。過去のシリーズはこちら。 ◾️現代価値観への

セックスに達成感はいらない。

「追いかけさせる女」がいい女だと言われる。 モテたければ男の持つ狩猟本能を利用しろ、というアドバイスがある。 確かにそれは間違っていない。 男はターゲットを設定をされると、つい追いかけてしまう。 ではそんな男の「狩猟本能」が満たされるのはいつか? たぶん付き合えた時じゃない。 狙った女性とセックスできた時だ。 それがわかっているから、女性は初回のセックスを守ろうとする。 セックスをしても、 狩猟本能が満たされても、 今後も自分のことを変わらず愛してくれる、 そんな関係性

性別だけじゃない。関係性だってグラデーションだ。

僕がはじめてLGBTの概念を知った時、印象に残ったのはこの図だ。 恥ずかしながら、それまで性別とは男女の2択だと思っていた。それが一気に6倍にもなるなんて思いもしなかった。 赤か青かじゃない、性別はグラデーション。LGBTの象徴である虹色にはそんな意味も込められている、という話を聞いてさらに腑に落ちた。 このマガジンのテーマである「ポリアモリー」はよくLGBTと比較される。LGBTとポリアモリーはまったく別の話だが、共通する点があるとすればこの「グラデーション」であると

西野カナとNIKEの決定的な違い。

僕も参加予定の福岡で開催されるポリーラウンジ(ポリアモリーについての座談会)に福岡大学の鈴木准教授も参加すると聞いて、著書を読んでみた。 とても興味深かったので、今日はその話を短めに。 ちなみにポリアモリーとはお互い合意の上で複数の人と同時に恋人的な関係を築く恋愛スタイル。対義語はモノアモリー(恋人は一人という価値観)。過去のシリーズはこちら。 ■トリセツはガラパゴス化した日本恋愛の象徴恋愛に対する価値観の変遷をわかりやすくユニークな視点で紐解くこの本(オススメです)。そ

キリスト教がセフレを認める日。

セックスに厳しいキリスト教で唯一許されているのが「子供をつくるためのセックス」だ。従ってカトリックでは、避妊した上での性行為など、子供を作ることに結びつかない性行為は、結構な罪になる。 東京大学で人文科学を専攻し、現在は福岡大学の准教授を務める鈴木隆美さんの本にはこんな記述がある。 え?じゃあ現代におけるセックスの大半は認められてないってこと!?今日はそんな疑問をパワポで紐解いてみた。 ■セックスの線引きと、プロテスタントどのセックスはよくて、どのセックスがダメなのか?