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「誠実なクズ」としてのポリアモリー

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お互い合意の上で複数の人と同時に恋人的な関係を持つ「ポリアモリー」をパワポを使って紐解いています。
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2019年2月の記事一覧

「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」と「リレーションシップ・アナーキー」はバンド名じゃないけど、パンクロックな気がする。

ポリアモリーを知ってから色んな価値観がひっくり返された。 でも、ひっくり返った価値観で生活をしてみると「むしろ、こっちが表だったじゃないか」と思うことがよくある。 ロマンティック・ラブ・イデオロギー と リレーションシップ・アナーキー この「2つの言葉」もそれをよく表している。 今日はそんな話。 ポリアモリーとは、お互い合意の上で複数の人と同時に恋人的な関係を築く恋愛スタイル。対義語はモノアモリー(恋人は一人という価値観)。過去のシリーズはこちら。 ◾️現代価値観への

性別だけじゃない。関係性だってグラデーションだ。

僕がはじめてLGBTの概念を知った時、印象に残ったのはこの図だ。 恥ずかしながら、それまで性別とは男女の2択だと思っていた。それが一気に6倍にもなるなんて思いもしなかった。 赤か青かじゃない、性別はグラデーション。LGBTの象徴である虹色にはそんな意味も込められている、という話を聞いてさらに腑に落ちた。 このマガジンのテーマである「ポリアモリー」はよくLGBTと比較される。LGBTとポリアモリーはまったく別の話だが、共通する点があるとすればこの「グラデーション」であると