気がついたらCCAのアムロより歳上だって話
俺の少年時代、アムロってセイラさんやらブライトさんのせいで気弱で内気な曲者とか思ってた。けど、冷静に考えるとこいつ英雄的な性格してるよな。
逆に歳を重ねるごとにシャアに共感してしまう。情けないくせに女の前だとカッコつけようとして、それなりに色々できるけど一流の前だと後手後手に回って負け惜しみしか言えないのとか分かりすぎる。
あと、部下のために身を張っちゃたりそのせいで親しい人間にもまあまあ本音言えないのとか。すごい大切にしてた部下が壊されて世界そのもの憎むのとか。
YouTubeでけっこう前に見た「宇宙人のガンダム解説チャンネル」でも俺と同じこと思ってて嬉しかった思い出。
アムロに関しては年々信仰されすぎていて個人的には逆に嫌ってのがある。ユニコーンでアムロのクソデカオフショット飾ってたり、フルフロンタルにASMRして消えたり、ハサウェイにいい事言ったり。いや、ハサウェイに関してはシャアとアムロのミームのそれぞれ悪いところ引き継いでるから神聖視は仕方ないか。
アクシズショックが時代の転換点というかアレにそれぞれの人間が意味を見出して〜ってのを後付けしすぎだと思っちゃうのん。一年戦争の機体が年々増えていってるのと同じ現象。
この感覚は「ラオウとトキが実の兄弟!」って言われて「うおおお!!そんなトキの剛の拳!!!」で泣いていたら、「で、ラオウとトキは修羅の国出身でさ〜ラオウは修羅の国の救世主でさ〜」ってどんどん後付けされた時の感覚に似ている。
ジャギ様、マジでいらなかったろ。ハゲオヤジ。
アムロが29歳で独身なんだから俺も独身でいいやと思ってると、たまにHi-νの方のアムロが
赤ちゃんの声……?
とかプレッシャーかけてくる。
やめたまえ。オタクくんにやわらかなプレッシャーをかけるのはやめたまえ。
ただ人生振り返るとやっぱり物心ついたあたりから「ガンダムかっこいいなぁ〜」って気持ちを持っていたのは覚えている。なぜかウルトラマンや仮面ライダーは怖かったし、戦隊モノは全く興味が無かった。たぶん、着ぐるみとか顔が見えない人の形をしたものを極度に怖がっていたからかもしれない。仮面ライダーに関してはバイク=不良という偏見もあった。
けど、ガンダム知ってるとだいたいどこの職場でもガンダム好きなのいるから仲良くなりやすいんだよな〜。
ガノタには気をつけよう!
いや、たまにいるよねこういう人。俺はGガンダムもポケ戦もXもクロスボーンもZもF91もOOもSEEDも好きだからこういう目にたまに遭った。
ただ、SEED destinyは作品としてはいまだに嫌い
いちばん好きな主人公がシン・アスカなんです。家族を失って辛かったのに、その辛さを他の人に味合わせたくなくて軍人になってるでしょ。
「また戦争がしたいのか!アンタたちはー!」
ってセリフが端的にシンを表していると思う。本当に弱いけどヒーローであろうとするのがシンで、そのために民間人助けちゃうし敵の少女も助けちゃう。だから好きなんだよね、シン。
けど、後半からの扱いが--。
SEED FREEDOMはめっちゃおもしろかったよ
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