NFTアートのクリエイターは「売れない」と言ってはいけないのか？

この話の結論は、個人的には
「初心者」が「クリエイターとして生き延びるために弱音を吐いていい」
というまとめになります。

「NFTアートが売れない」と言ってはいけないの？

私も昔「売れないというのはご法度」と言ってました。

(なんだ、この言葉遣いは…)

そうですよね。人気のない、誰に見向きもされない商品を誰が買うか？というのはよくわかります。

「自信ない作品なんて買いたくないよ」というマイナスイメージもわくでしょう。

コレクターの方のツイートを見ても「弱気な発言はマイナスだから言わない方がいい」と書かれたりしています。

私なんかすぐこういう言葉が刺さって即死なのですが、一般論ということでここは静かに置いておきましょう。

NFTアートと一般的な商売の違い

弱気な発言は商売にマイナスになる、というのは一般的によく聞きます。

ですがNFTアート界は少し特殊な環境ではないでしょうか。

私のこの10ヶ月の感覚なのですが、現在のNFTアートはクリエイター同士が作品を買い合うことが多いのでは？と思います。

私は最初の2作をTwitter連携されてない方に購入いただいたので、いまいちピンと来てませんでした。
むしろコレクターが買うものと思っていたのです。しかも海外の。

最近になってようやく気付きました。お客さんの多くが日本のクリエイターであることに。特に初心者のときは。

Twitterで助け合い、励まし合い、「優しい世界」と呼ばれるNFTの世界。

相手は同じクリエイターであることが多いような気がします。

多少の弱音は共感を生み、今話してる相手は今後のお客さんになるかもしれないし、自分がお客さんになるかもしれません。

購入してくれた人の作品も愛しく思えてリツイートする。そういった応援の気持ちも不思議とわいてくるものです。

そして苦しい思いを乗り越えて作品の品質が上がり注目をあつめると、非クリエイターであるガチのコレクターから評価されるでしょう。

売れ出したら弱音を吐くのに注意が必要

コレクターの方は、投資目的でNFTアートを購入することが多いと思われます。

すると一般的な商売と同様、最初に言ったように弱音を吐くことがマイナスイメージとなります。

「売れてない作品なんて嫌だよ」「自信ない作品なんて買いたくないよ」ということです。その気持ちはわかります。

そういった方々に見てもらえるレベルになったら、弱音を吐くことに注意したほうがいいかもしれません。

でも人間なので不安になりますよね。

神絵師に見える方々も「オークションで入札されるか不安だった」とこぼすのを見たことがあります。
個人的には「高額で落札されるに決まってるだろ！」とツッコミを入れたくなりますが、勝負に自信満々で挑む方はいないのだなと思いました。

（この想像の神絵師のいいところは事後報告なところですね、オークション前に言ったらファンは冷めてしまうかもしれません。）

じゃあ売れ始めたクリエイターはどこに不安を言えば？という気持ちになります。

私みたいなコミュ障は別にして、信頼できる仲間にDMしたり、コミュニティやDiscordで話す、みたいな方法がよいようです。

要は、弱音は外(Twitterのような公の場)に見せないようにすることが大切。

または向上心のある弱音も印象は悪くないようです。

(私が大して売れてないので、他に良い方法をお伝え出来ずすみません)

初心者クリエイターが生き延びるために多少の弱音は許される（と願う）

最後のまとめですが、もうすでに何作も売れてるクリエイターは弱音を吐くことに注意した方がいいでしょう。

しかし、まだ初心者でフォロワーも少なくて、しかも非デザイナーで本当売れなくて…という方は弱音を吐いて当然な存在では？と思います。

もしかしたら、初心者の方は本当に孤独。

フォロワー数1万人とかの有名人を中心にフォローしてるかもしれません。

それよりはフォロワー数300人くらいで宣伝枠を出してる人と相互フォローした方が、密な交流、励まし合いを期待できます。

そして他のクリエイターの作品を見ることはとても勉強になります。

しかし弱気なツイートをしても誰にも見つけてもらえず、残念ながらそこでNFTをやめる方もいるでしょう。
ですが、弱気なツイートに何か察して言葉をかける方もいると思います。

「NFTは優しい世界」なので。

売れなくても誰かに励まされて、もうちょっと続けてみようかな、と思うこともあります。

本には「弱気なツイートはダメ」とあるかもしれませんが、NFTアート初心者の場合は弱気なツイートは悪くないような気がします。

今、思いついたのは、「売れない」を向上心のある言い方に変えて…

「もっと売れたい」「ビッグになりたい」

と言ってみるのもなかなかいいのではないでしょうか！！

最後に
私は「やめようかな」の言葉に対してはできるだけ励ましたいので、NFTアートやめたくなった方はぜひお知らせください。

私は売れても売れなくても絵を描くことは癒しになると思っているので、できるだけやめて欲しくないと思ってます。

Twitterでもnoteでも、一言書いてもらえればコレクションを見に行きます。人の作品みるの好きなので、ぜひお気軽にどうぞ(^^)

↓ヨツダのTwitterです
https://twitter.com/mikawacatNFT