「NFTアートが売れなくて泣きそう宣伝枠」の実施結果と売れないとき試してほしいこと
このnoteでは以下のことが前半でわかります。
「NFTアートが売れなくて泣きそう宣伝枠」の数値概要
購入目的でNFT作品を見る視点
まず1点売れる無名クリエイターの目標は「応援される人になる」
後半では以下のことがわかります。
Twitterでチェックした具体的な場所とその理由
OpenSeaでチェックした具体的な場所とその理由
※後半はTwitterとOpenSeaのここを見てるという具体例とちょっと買うの躊躇する事例です。
はじめに
NFTアートを作ってるヨツダという者です。
2022年1月から始めて10ヶ月。
この界隈では古参NFTアートクリエイターになりつつあります。
私もそんな売れてませんが、少し軍資金が貯まり他の方の作品を買うようになりました。
とはいえさみしい財布の中身。
有名で話題の高価な作品ではなく
売れてないけど新しい才能に投資してみた方がおもしろそう!
そう思って宣伝枠をやってみました。
すると思った以上に集まってしまって
「ここから新たな才能を発掘するのは至難の業…」
と思いつつも、全部チェックしてみました。
「NFTアートが売れなくて泣きそう」宣伝枠について
実施意図
初心者、売れてない作品を購入するため
売れてない気持ちを共感したい
NFTアートのクリエイターは、まわりがガンガン売り上げてるのを見て心を痛めてることが多いです。
そう、私のことです。
私だけが傷心かというとそうでもなくて
Twitterで作品を作る苦悩をぼやく4コマを描くと「あるある〜」と反応をもらえることもあり、皆さん大なり小なり不安は多いのだな、と思いました。
これがそのときのツイートです。
気になる方はぜひ返信を読んでみてください。
皆さん、陽気にリプしてくれたけど心は泣いてるんです…
売れても売れなくてもはやめるし、順調に見えても続かないこともあり、大きなプロジェクトでない限りは個人が抱える苦労が多いと感じています。
プロの方、デザインを商売にされてる(と思われる)方はやっぱり作品だけでなくリリースの仕方も上手で、バンバン売れます(売れてるように見えます)。
逆に素人の作品は誰に見られることなく筆を折る可能性が高く、この悲しい体験は人生の中で味わいたくないものだよな、と思っています。
1枚売れると注目されることがある
しかし私自身の経験ですが
偶然見かけた「売れてないツイート」からの初回のお迎えで、ぐんぐん売れてる方も見ました。
売れて報告ツイートするとみんな「いいね」してくれてフォロワーUP。
その勢いでポツポツ売れることがあったのを目の当たりにして、これは1枚目買うの面白いな!と興奮しました。
この経験は宣伝枠をするきっかけの1つになりました。
ちょっと偽善者みたいですね、でも自分がパトロンのような気持ちになるのは少し楽しいものです。
まだ全然貧乏で逆にパトロンが欲しいです。
実施概要
実際に出した宣伝枠はこちらです。
実施日① 2022年10月20日(木)21:00
実施日② 2022年10月23日(日)21:00
宣伝してくれた人の作品を見て感想を引用ツイート
宣伝枠からの購入
宣伝枠にリプしてくれた人全員の作品を購入するつもりで始めました。
なのでエクセルにまとめて、作品をくまなくみて、最後引用ツイートをするぞ!そして買うぞ!という軽い気持ちで投稿。
結果は予想以上に多く集まって途中で呼吸困難になりそうでした。
宣伝枠の結果
「売れなくて泣きそう宣伝枠」は2回実施して140名のアーティスト(重複あり)からリプがありました。
※ちなみに数ヶ月前に普通の宣伝枠を試しにやったときは4名ほどでした。
フォロワー数は1400人程度で、普段は大した反応もありません。
ただ今回の宣伝枠は珍しい感じだったからか、リツイートもたくさんいただけて、リプもたくさん集まったようです。
しかし
集まり過ぎだよ!どんだけみんな泣きたいんだよ!
と思いながら翌日からリプをコツコツと見ることにしました。
2回開催して140人の「売れなくて泣きそうな」方の作品を見て
返信含めて15時間くらいかかったと思います。
宣伝を引用ツイート
心折れてる人には一言あった方がいいかな、と思って引ツイで返信しました。
結果、「見てくれてありがとう」といった言葉をたくさんいただき、こちらが恐縮してしまう気持ちです。
アドバイスでもない、感想なので…しかもこんなにたくさん買えないし…
宣伝してくれた方から作品購入
まさかこんなにリプが来ると思わなかったので、本当に弱ってしまいました。
しかし買わないのもいけないと思い、ポツポツ購入しています。
宣伝した後にお迎えが来た人も
私の宣伝枠を見たからかは不明ですが、宣伝後にお迎えが来た方もいてこちらまで嬉しい気持ちになりました。
「購入前提で作品を見る」ときにチェックしたこと
宣伝枠に大量のリプがついたことで、資金のない私は本気で作品を見ることになりました。
本気と言っても私はプロの投資家のように投資目的では作品を買いません。
売れてない作品を買いたい(応援)
自分の好みの作品を買いたい
この2つが主なNFT購入の目的です。
結論から言うと「応援できる」「まだお迎えがあまり来てない」「金額が0.005polygon/ETH程度」で購入を決めました。
しかし
「応援目的って作品と関係ないじゃん!」「作品をちゃんと見てよ!!」という意見もあると思います。
応援目的で作品を売買するのはおかしいのか?
少し話はずれますが、
自分の作品はめちゃめちゃカワイイと思っていて、当然目利きに選ばれるものと一時は思っていました。
しかし
10ヶ月もNFTアートの世界にいると、大物投資家が素人である私の作品を購入する可能性はほとんどないことがわかってきました。
海外の有名コレクターが日本人の作品を購入、日本のタレントがNFTを購入という突然のボーナスステージ登場にタイムラインが湧くことも多くあります。
もしかしたら自分も!有名になれる!かも!
しかし
ここに向けてファンアート描こうがリプを飛ばそうが、作品は売れません!!
全然知らない人に買われるシンデレラストーリーはまれ。
実は日本でNFTをコツコツ作ってる庶民が作品を買い合ってるんです。
それが長続きするポイントの1つであり、お楽しみの時間です。
私はその事実を受け入れるまで、結構長い時間が必要でした。
街角のマルシェでハンドメイド作品を買うように、産直市場で農家から手作り野菜を買うように。庶民がNFTを売買します。
これを読んでる方の9割はNFTアートを描き始めてから本格的に絵を描き始めたのではないでしょうか?
もちろん、素人の作品がプロに見つけてもらえることもあるでしょう。
しかしそれには絵の技術はもちろん、商才、コミュニケーション、アイデア、運、様々な要素が必要といえます。
時間も必要かもしれません。
恐らくですが、NFTアートをバンバン高値で売ってる神絵師はNFTを始める前から有名な神絵師(多分)です。
またはNFTアートはただのチケットでコミュニティの運営を主軸としていることもあります。
それか人気のコミュニティに入ってたくさんの人に愛される作品づくりの努力をしています。
経歴もない、そしてコミュ障の人(私)はスモールステップを踏み、徐々に景色の良いところに登っていくのが着実といえるでしょう。
まずは応援されるクリエイターを目指す
NFTの話は一旦おいて、
あなたは特定の誰か、またはチームを応援したことがありますか?
例えばアイドルの応援。
アイドルはダンスが上手、見た目がカワイイのが重要ですよね。
しかし性格やプロフィール、普段の生活や発言も気になりますよね。
そういったちょっとした情報に萌えることもあるわけです。
熱愛報道があって一気に熱が冷めるのは、アイドル活動とは関係ない部分に心をひかれてるからといえます。
NFTアートに話を戻します。
クリエイターも作品を作ることはもちろん大切。
しかしアイドルと同様に作者自身の個性や生活も作品に反映されることが往々にしてあります。
Twitterでツイートすることは作品のことだけではないはずです。
自分の身の回りのこと、体調、思想など。
いやいや、作品のことだけしかツイートしてないよ、という人もいるでしょう。
でも作品説明の文章も写真のチョイスも、全部がその人を物語っているのです。
あとは作品のことも自分のことも語らない人もいます。リツイートばかりだとBotだろうか?と不気味で不安な気持ちにもなります。
今、作品を頑張って作りNFTにしてる人達は、今ここに生きてるという生存表明をしながら作品を発表することをおすすめします。
自分自身を作品の付加価値に
Twitterを使って宣伝活動してるということは、自分自身が付加価値になるということです。
先ほども述べたように、作品自体を評価してほしいという方には邪道に見えるでしょう。
でも落書きのように見える素人作品でも買ってもらえるというのは、作品にプラスアルファがあるということです。
(もちろん一目惚れの場合もあります)
とはいえ、毎朝GM!ツイートするのも面倒だし気恥ずかしいし、作品紹介以外にツイートしたいことなんかないよ!
という方に1つだけお試ししてほしいことがあります。
ちょっとした情報を固定ツイートにおく
とりあえずこんなことをスマホのメモに書いて、スクショして作品と一緒に固定ツイートに置くのはどうでしょうか?
NFTアートを始めたきっかけ
NFTアートの売上で何をするか
作品作りのコンセプト
どんな気持ちで絵を描いてるか
今の職業
将来の夢
住んでる地域や出身地
例えば「売上は慈善事業に使う」と書くとカッコいいし共感は得られますが、自分の活動資金や生活費でも私だったら応援したくなります。
個人の活動ですからね!
前向きな人の方が好まれるのは事実なんですが、あまり自分のキャラとかけ離れたことすると活動が続きません(私です)。
「まずは作品を1点売りたい!」と書いたっていいと思います。
陰キャでも体調不良でも、発信すれば共感や同情、ねぎらいが集まります。
この「売れなくて泣きそう宣伝枠」にリプが集まったのは、そういった闇の部分をみんな抱えているということでしょう。
また
よくNFTのベテランコレクターの発言で「初心者と名乗らない方がいい」というものがありました。
しかし庶民クリエイター同士のつながりでよければ、初心者という情報は悪いことではないと思います。
「NFTは優しい世界」なんて言葉もよく聞かれますし、よくわからない技術やサービスに対してゆるく助け合う雰囲気は確かにあります。
ただ助け合いというのは、助けて欲しい人が発信しないとわかりません。やはりなにか少し自分の情報を出すことをおすすめします。
あとは
経歴なんて書かなくても作品が素晴らしければ人気が出る!というほど真の目利きもいないし、上手なのにぽっと出の人はAIかパクリと疑われる時代とも言えます。
個人的には
簡単な文章でも作品を購入するきっかけを生むと信じています。
いや、何も書いてなかったら逆に怖くて購入できません。
※なぜ怖いかは後ほどお話しします。
ぜひ「応援されたい人」を目指して作品作りを地道に続けましょう!
なんて上から目線で言ってますが、私も頑張りますm(_ _)m
このあとから有料です。宣伝枠に参加してくださった方の中には読んでくれて、感動した!などの感想をいただきました。
なので読んで見る価値はあるかと思います!
もしも価値がないと感じた方は、0.005polygonまでのNFTアートを購入させていただきますのでお知らせくださいm(_ _)m
TwitterとOpenSeaで確認した箇所
宣伝枠のリプから以下を確認しました。
ここから先は
¥ 300
創作のための消耗品や本の購入をします。ご協力お願いしますm(_ _)m