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VIPに財布を出してもらう


おはようございます。
減量中なのにカップラーメンを食べた形跡を見つけて朝から頭を抱えているよつばです。
#食べた記憶はない
#昨日も飲みすぎた

今日はマーケティングについて僕が最近学んだことをゴリゴリにお話しします。


最近、ビジコンやインターンなどで、素人ながら「ビジネスを回す方法」なんかを一丁前に考えて、大人に全否定される生活を繰り返しています。
#大学生のアイデアってふわっとしてるらしい
#ごめんね

これがなかなか難しいんです。
特に薄利多売モデルを採用してしまうと、対象者が多すぎて、共通点を探すとか不可能ですし調査が難航してしまう。
#推定に頼るしかない


それに、これから人口が減っていく日本に適したモデルとはとても言い難い。


一方、お金持ち向けのビジネスアイデアはターゲットを絞りやすくて考えやすく、体感的に提案した時の大人受けもすごくいい。
#ペルソナはApple Watchつけてる起業家

「お金持ちは財布を出すきっかけがないだけで、財布を出すきっかけさえ作ればもうこっちのもんなんです!」みたいな雑で強気なアイデアはどうやら以外にも現実味があるそうです。

ということでもっと具体的に。
お金持ちや「VIP」について考えていきます。

条件反射でお金持ちを嫌わない

前置きとして、

なぜか日本人はお金持ちに対して、悪いイメージを持ちがちです。

しかし、残念ながら僕たちのような庶民は税金面では、お金持ちによって助けられています。

なんかの記事で見たのですが、国の税金の半分ぐらいは、上位5%くらいの高額納税者が払っていて、平均年収くらいの国民だけでは国は回らないんです。お金持ちがいないと道路も公共トイレも学校もボロボロになっちゃうかもしれない。

何が言いたいかというと、お金持ちは偉いとかお金持ちには口答えしないで感謝を述べろとかそういう話じゃなくて、僕たちは助け合って生きているということを自覚しなければいけないなぁということです。

爆音猛スピードで街中を走り抜けていく高級外車に乗っている人とも、高級クラブで女の子と毎晩遊んでいる人とも僕たちは助け合いをしているんです。

だからVIP席に座っている人を、どうか睨みつけないでください。

ということで本題です。

A5ランク和牛と鼻くそ


日本が世界と比べて各段に後れを取っているのは、様々な著名人も各所で言っている「VIP設計」です。

僕は、好きなアーティストのLIVEによく行くんですが、基本的にどこの席でも同じ値段だったりします。

でも、アリーナの最前列と最後列が同じ値段なんてありえない。


一方、欧米では「ダイナミック•プライシング」が当たり前のように採用されている。

ダイナミック•プライシングとは、サービス内容や需要•供給の状況応じて価格を変えるというものです。

予約者数によって値段が変わるホテルとか、夜行バスが分かりやすい例かな。

難しい横文字のせいでちょっと分かりにくくなったかもしれませんが、提供するものによって値段を変えるこの考え方って実際は当然のことじゃないですか。

お店でA5ランク和牛と、鼻くそが同じ値段で提供できるわけないじゃないですか。

でも、そういうことが当たり前のようにまかり通っているのが日本という国です。
#言い方棘あんな
#別に悪いことではない

もっと、価格設定に柔軟性•躍動性がほしい。

それを実現させたのが「ダイナミック(躍動)•プライシング」ということです。


お金持ちに頼って利益を出す


収益化さえできればなるべく多くの人にサービスを経験してもらった方がいいというのが、海外では当たり前の考え方です。

クラシックのコンサートやオペラには、「スチューデント•ラッシュ」と呼ばれる学割チケットが用意されています。

これは、VIPでマネタイズしているから、学生に安い席を提供できるんです。


実はこのような、ビジネスモデルは無限に存在しています。

飛行機だって、ファーストクラスやビジネスクラスの人たちからお金を多くいただいてやっと経営が成り立っています。

カジノもそうです。
日本の公営ギャンブルと違って、海外のカジノは胴元に入るお金はお客さんが使った金額の5%くらい。
#日本は20%以上
#宝くじは50%

じゃあどうやって儲かっているかっていうと、セレブにたくさん遊んでもらって、セレブに頼ったマネタイズをしてるんです。

だから、カジノ側はセレブの飛行機代やホテル代を負担したりしています。
とりあえず来てもらったらカジノ側は利益が出るから、必死に接待してるんです。

そもそもお金の価値は人によって違う。
100万円持ってる人の1000円と、1000円しか持っていない人の1000円が同じ価値なわけがない。

そのため、「お客さんはみんな平等なんです!」みたいな理念で、全ての席を同じ値段に設定してお金持ちや庶民から同じ金額払ってもらうのは公平ではありますが、捉え方によっちゃあ不平等ってわけです。

逆にお金持ちからお金をたくさん貰って、庶民に安くサービスを提供するのは、公平ではないけど、平等っぽくはなっています。
#負担の平等化

どっちをとるかって話です。

優越感は財布を出すきっかけになる


上記を踏まえ、僕が今考えてるのは、とにかく人が集まるビジネスは「VIP」でマネタイズした方がいいということです。

意外ですよね。
人が集まるなら薄利多売が成り立つじゃないかと思うのが一般的な考えです。

しかし、人が集まると、お金を多く出してでも解消したい不便がたくさん生まれます。


暑い中、汗をかきながら行列に並ぶくらいなら、少しお金を払って快適に過ごしたいんです。

久々の休日にコンサートに行くんだから、多少お金を払ってでも、見やすい席に座りたいんです。


この不便を優先的に解消することで、特別感や優越感というサービスを提供することができます。

お金持ちと会うとわかりますが、彼らは優越感を味わえるなら惜しみなくお金を払ってくれるんです。
#お金持ちの周りはお金持ちが多いから
#ときどき優越感が味わいたくなるんだって

逆にこの設計を怠って、お金持ちをターゲットにするビジネスは危ない。


わかりやすい例が韓国のカジノです。
韓国のカジノは、韓国人がほとんど入れない入場規制を設け、お金を持っている観光客にターゲットを絞ったせいで、いまいち盛り上がっていません。

優越感を設計に組み込まなかったために起きた、いい失敗例です。


コミケとか二郎とか人が集まって行列ができてるイベントやお店はビジネスチャンスがまだまだ眠ってるかもしれませんね。
#二郎は無理か

人口が減っていき、薄利多売モデル終了直前の日本において、新たな付加価値を創造する必要性は高まっていきそうです。

ちょっと難しい話でしたね。
僕も難しいと思ったので整理するために書きました。

一言で言うと、お金持ちに頼ろうっていう話でした!




今日は午前中はインターンのための録画面接撮影して、午後は塾で授業です。

金曜日なので夜は飲みに行ってきます。
#三日酔い確定

梅雨でジメジメしてますが、気合いで吹き飛ばしましょう!


ではでは。



















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