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【『大学院入試の勉強方法』の前に『頭の良さについて』】

大学院入試の勉強方法について書こうかと思いました。

が、その前に『頭がいい』『勉強が出来る』という定義について、自分なりの考えを書いておきたいと思います。
※家庭教師として割と優秀だった私の勉強論です。

なぜ、これを書こうかと思ったか。

私の頭の出来は、10段階評価とすると6~7段階くらいのレベルだと思っています。
これを周りに伝えると、『自己評価が低い』『謙遜している』と言われますが、冷静に考えてこれくらいだと思います。

で、良い意味でどこがレベル7なのか、レベル10になれない部分はどこなのかを分析します。

文章理解力★★★★
記憶力  ★★
頭の回転 ★
応用力  ★
うっかり度☆☆☆☆

小さな頃からとにかく本を読むことが好きなだけあって、文章を読んで理解する力は優れていると思います。
お役所特有の『何言っているかよく分からない文章』も向き合うことが出来ました。

記憶力はあまり良くないです。
ただ、これも一概には言えず、電話をかけてきた相手が長い会社名だと覚えられなかったり、やろうとしていたことを3歩歩けば忘れてしまうのですが、映画や本の内容は友人に『よく細部まで覚えているね』と言われるくらい、記憶があります。短期記憶が弱いのかもしれません。

なので、会議で下手にメモをとろうとしてメモに注意を奪われるより、そのまま記憶したほうが覚えていることに気づきました。
なので、私はメモをとりません。

『記憶すること』の1つとっても、自分が覚えやすい状況、覚えにくい状況を分析しておくといいかもしれません。
ちなみに妹は教科書を1つの絵として覚えるらしいです。
右の辺りに赤字でこういう強調の文字があった、みたいな。

そして、頭の回転は遅いです。これは遅い。
問題は解けるのですが、理解して答えを出すことがとにかく遅い。

1+1という問題をとっても、1という数字の概念や+についての意味を考えてしまうので、問題の意味とその解を出すことが遅いです。ただ、これは遅いだけで答えには辿り着くことが出来ます(この認識大切)。
就職活動の面接も、終わった後に良い回答を思いつくことが毎回でした。
インプットされた知識を応用して考えるということが苦手なようです。
そして、最大の欠点はスーパー○イヤ人かというくらい、うっかりを越えたうっかり。
心理学専攻した時にADHDを知って、
『これは自分だ!』と思ったくらいです。
※このADHDの考えについてはまた今度。

それを踏まえて『如何にテストで点をとるか』という目的とその方法を考えると、問題を解く時間をスピードアップすれば、
・7割で時間切れになり正答率7割だったことも、10割終了させることにこぎつければ正答率7割でも点数アップ
・見直す時間や考える時間を作ることが出来れば、正答率を7割から8割にアップ
が、可能になります。

では、『如何にスピードアップするか』という方法を考えると、
・幅広いデフォルトを叩き込む
・問題に慣れる

が必要になります。
九九もいちいち考えるより、デフォルトを覚えてしまえば時間が短縮されます。そして、慣れない作業は思考の時にもかなり費やされます。

では、慣れるために、デフォルトを詰め込むにはどうすれば良いか・・と突き詰めていくと、解決の作業方法が見えてくるのです。

大体の人は、このように考えていかず、
・地頭が違うから
・時間がないから
・お金がないから

で終わりにしてしまい、考えようとしません。
地頭はよほど突き抜けてなければ皆同じです。
パソコンのスペックを考えてください。

ハイクオリティの動画編集や高次元のゲームをするなら、core-i7 core-i9のスペックが欲しくなりますが、大抵の作業はworldやExcelで済み、それをどれだけ使いこなすかなので、corei3くらいでも工夫次第で対応出来ます。
会社でExcelの関数だけでこう考えるか!という人が凄いプログラミング(Excelだけど)を考えていました。
マクロもVBAが出来なくても、工夫次第で意外といけます。

で、頭がいい人とは?

私が就職活動をする時にSPIでどうしても理解が出来なかった問題が、『○%の食塩水100gと○%の食塩水200gを混ぜたら○%?』です。

なんじゃこりゃーーー!!!ふざけんな!食塩水の濃度を知らなくたって生きていけるんだ!!!!

と発狂していました。

所謂、『勉強って何の役にたつの?』ですよね。

で、某頭の良い友人に教えてもらったところ、すぐにさらさらと公式を書きました。
『この公式に当てはめればいいんだよ。』

いとも簡単に言います。
が、この公式の意味が全く理解できない。フリーズした私に友人は更に分かりやすく、図を描けいて教えてくれました。
図で『食塩水とは何か』を教えてくれ、何となく試験中に図を描けばこの問題を乗り越えられそうと希望が見えてきました。

その勉強会の後に、友人から更にメールが届きました。

『30%の100mlの食塩水には30gの塩が入っていると考えるといいよ。10%の200mlの食塩水は20g。合わせたら300mlには50gの塩が入っているということだよ。』

な~る~ほ~ど!!!!!!!

文学少女は理解しました。

ここで頭の良い友人は、1つの問題に対して3つの思考・解決策を考え、更に説明をすることが出来ました。

頭が良い人とは、

・問題を解くためにいくつもの道筋を考えることが出来る人

・分かりにくいことを分かりやすく,説明(整理)出来る人

だと思います。

なので、『勉強は出来ても仕事が出来ない』という言葉もよく聞きますが,私はそうは思いません。

勉強が出来る人は、仕事においても課題解決のためにいくつもの思考が組み立てることが出来る=勉強は大切。

ということで、もし大学や大学院受験をお考えの方は、少しこの考えがあると「自分は頭悪いから大学院なんて恐れ多い」などという壁はなくなるかもしれません(私がこれをよく言われるのです)。

今日も・・・ダラダラとすみません。

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