探索者のドールが欲しいが難しい
先日、TRPG(CoC)の探索者(プレイヤーキャラクター、自キャラ)をモデルにぬいをこさえた。
大変可愛いのだが、ひとつだけ困難にぶつかっている。
即ち、写真がちょっと撮りづらいのだ。
キャラの立体物を風景などと一緒に撮るのは私の趣味である。以前推しアニメキャラのえふむにゅが販売された際は、そのヘッドにオビツ11ボディを付けてあちこち撮りに行っていた。ねんどろいどを連れ回したこともある。そういったドールは、基本的に地面やベンチなどに自立させて撮影していた。ひとりで立たせ、私は少し離れて一眼を構えるのが通常フォームだった。
一方、ぬいは片手に掴んで撮影している。この時点で一眼は構えづらい。更にぬいとの距離が取れないので、一緒に撮りたい対象物、ぬい、カメラの位置関係が調整しにくいのだ。
多分、料理と一緒に撮る場合などはそこまで問題ないのだと思う。ぬいをテーブルに置いてしまえば、料理にもぬいにも充分ピントが合う。しかし私はどちらかというと、景色と一緒にぬいを撮りたい。
Amazonでぬいのスタンドを探してみた。探してみると、どれが良いのかは良く分からないが、色々ある。ぬいの素体を販売しているメーカーから出ているものが少し気になっている。
ただそうやってスタンドを探していたときに、ふと思ったのだ。
ドールの方が撮りやすいなら、ドールも作れば良いのでは?
天啓である。ぬいはぬいでとても可愛い。それはそれとして、景色と撮りたいときは、ドールを連れ回せば良いのでは。
思い立ったが吉日。探索者のドールを作る方法を調べてみた。
まずは前提として。
以前ドールを撮っていたことがあるので、オビツ11のボディが余っている
オビツ11なら服の手持ちがある
ねんどろいどどーるのボディはあまり好みじゃない
細かいものを塗ろうとすると手が震える
左右対称のものを作るのは苦手
細かい上に左右対称な「目」が描けないので、自力でフェイスを作るのは無理だ。これができればオビツ11やセリアのヘッドを使う判断もあったのだが、多分無限にアクリル絵の具を乗せては擦り落とす作業をする羽目になる。
また、オビツ11のボディは、ちょっと細工をすればねんどろいどのヘッドと接続できるようだ。そしてねんどろいどにはフェイスメーカーというサービスがある。
これなら顔を描かなくて済む。
ただ、現在のねんどろいどフェイスメーカーで作れる顔は、「鼻がプリント」で「凹凸がない」のがネックだった。どうしようか悩んでいたところ、こんなツイートを発見した。
なんと、鼻ありフェイスが作れるようになるという。ありがたや。一ヶ月前の告知以来続報が無いのが少し気になるが、一旦気長に待つことにする。
フェイスメーカーで作れるのは顔パーツだけなので、後頭部パーツは別に手に入れる必要がある。
今回欲しいcreamは在庫がないのだが、ねんどろいどどーる先駆者の友人曰く、後頭部はどうせ髪で隠れるのであまり気にしなくて良いらしい。というわけでpeachを発注した。まだ顔も注文していないのに気が早い。
目下最大の問題は「髪」だ。調べてみた感じ、こればかりは自作するしかない。絵で描くのもあまり得意ではないパーツを、立体として起こせるのか? それも不慣れなエポキシパテで……。スプレー塗料やサーフェイサーなども馴染みがない。
どうしようか迷ったのだが、一旦ここは家に余っていた樹脂粘土で練習してみることにする。エポキシパテに比べれば耐久性が低いので、本採用にするかはやってみてから考える。
と、一頻り調べたところで、一旦はフェイスメーカーの更新を待つことになった。ヘッドはもうじき届くので、髪の練習だけ先にやっても良いかも知れない。
コーヒーを一杯いただけると喜びます。