『ピンク&ブルー』が持つ不思議な力 ~色のお話③~
3月は卒園&卒業のシーズンですが、
お誕生日のお祝いギフトも多くなる季節。
イブピアッチェ(イブピアジェ)という芳醇な良い香りのするピンクのバラとアンティークカラーのアジサイを使った素敵なアレンジが完成したので
色のお話を一つ。
長年続けてきたお仕事を引退された、優しいお母様へのお誕生日に贈るアレンジのオーダーです。
「ハッキリとしたビビットカラーで鮮やかに」とのリクエスト。
丁度、別のオーダーで「ブルーのデルフィニウム」を仕入れていたので、挿し色で入れてみました。
ピンク系だけの甘い感じにはしたくなかったので「シレネグリーンベル」や「スノーボール」のグリーン系も多めに入れて・・と考えていたのですが、思い切ってブルーも入れてみました!
結果、「ピンクの中に入ってる青が凄く好き!」と言って喜んで下さったそうで。。よかったぁ~~。
ですので、今回は「ピンク」だけじゃなく「ブルー」とのミックスでお話します。
簡単に「ピンク」だけだと、愛情や幸せを感じられ、心に潤いを無くしている状態の時にとても効果的な色なのです。
そこに「青」。「水色」ではなくこの写真のブルーのデルフィニウムのように真っ青な色とピンクだと、
【ピンク&青】『知性とやわらかさのバランス』を象徴するカラー
※青がメインでピンクが挿し色の場合は『合理性・柔軟さ』
外でバリバリ仕事をこなし、家に帰ってきたら家族への愛情たっぷりでお過ごしのお母様にピッタリ!!
今回特に「青」に心惹かれて下さったお母様ですが、
今まで外にでて働き、長い時間ゆっくりとお家で過ごす事が少なかったのだと思います。
最近は使っていない仕事で使っていた神経が「青」に反応したのかな、きっとお仕事をされている時間も充実されていたのでしょうね・・
逆に仕事に追われて日々疲れがたまって神経がピリピリしている方には
この目立つ「青」がしんどかったりします。
そしてこの「青」が「水色」に変わったとたん、また効果が変わってきます!
【ピンク&水色】は『ロマンティック』を象徴するカラー
ウエディングのお祝いでも良く目にする組み合わせだと思います。
今回「ピンク&青」の私にとっては珍しい色の組み合わせだったので
ここぞとばかりに紹介させて頂きましたが、
「ピンク」のみ「ブルー」のみの色のお話はまた今度。
次回はこの「ブルーのデルフィニウム」をメインに使ったアレンジをご紹介しますので、お楽しみに♪