思いっきり勘違いして生きてもいいのかな？

犬が死んでる夢を見た。
別にペットを飼った事もないし、どこかで見た馴染みのある犬でもない。
初めてみる犬だったが、朝からあまりいい気分ではなかった。
こんな時は夢占いで「犬 死んだ夢」と検索する。
いい歳してそんな事と笑われるかもしれないが、個人的に夢占いはかなりな信用を置いている。
犬が死ぬ夢の場合、犬は私の代役として夢に登場しているそうだ。 つまり、この夢は私が死ぬ夢と同じ意味を持っているとのこと。
おい、もうそろそろ私は死ぬらしいぞ。

「人間が死ぬ」というのは2つの意味があると思っている。
1つは心臓が止まり肉体が滅んでいくもの。死去。
もう1つは「昔の俺はもう死んだんだ」みたいな中二病キャラのセリフにあるような、過去の考え方や意識が変わる事。精神的な死。
夢占いの結果が事実だとして、肉体的な死はご勘弁願いたいが、精神的な死はこれから心機一転という意味ではいい方に捉えることができそうだ。

人生に一つのピリオドが打たれ、新たな日々へと旅立つことの暗示。
先日、転職活動中の会社から最終面談の結果が来た。
残念ながら今回は不採用とのこと。
最終面談まで行って落ちるとは正直思っていなかったので残念という想いもあったが、不思議とホッとした気持ちも生まれていた。
今の会社や仲間に内緒にしながら転職活動をした約3か月間。
色々な思いがあった。
会社がピンチな中でこっそり別の会社に行こうとしている負い目。
面接をしながら、今の会社でもここは生かせるのではないかというアイデア。
プラス・マイナスの思いがたくさん溢れてきた期間だった。
今は新たに転職活動はしてない。
生まれたアイデアを今の会社でも試してみたい気持ちもあるが、ただ単純に応募したい求人がないだけかもしれない。
もし、あの夢が心機一転して「頑張れよ！」という暗示だったら、思いっきり勘違いして今の会社で頑張ってみてもいいのだろうか。
ちょっと嫌な事があっただけで崩れ去るような心機一転かもしれないが、もう少しだけ勘違いをしてみようと思う。
何かが変わるかもしれないし、ふと目にした求人に心奪われてすぐさま応募しているかもしれないが、それはチャンスとタイミング。
どうなっていても後悔のない人生を送りたいものだ。