YouTubeのお話。
今度から会社でYouTubeを始めることになり、先日泊まり込みでとある人気YouTuberに動画編集のイロハを教わりにいった。
動画内では陽を演じる(もしくは陽そのもの)人達が裏ではテレビ局の下請けの下請けみたいな作業に何時間もの時間と労力をかけて編集を進める。
その表情は好きを仕事にするとは程遠い、職人のような険しい顔つきで淡々と作業をこなす。
そして、この顔を知っているファンは5万というチャンネル登録数に対してきっと0.01%にも満たない。
大半が「好きなことを仕事にする」を「好きなことだけを仕事にする」と勝手に捉え、100全てが楽しいと勘違いをする。羨む。時に、妬む。
この「好きなことだけを仕事にする」テーマについては最近相談されることが増えたので、別の機会に深く言及してみたいと思うからここでは多く語らない。
兎にも角にも、彼らは陽の目の当たる10分弱の"ミニッツショー"に対して、10時間近くもの"仕込み"を費やし、それが毎日投稿の人気YouTuberであればオフシーズンなく365日続く。
さらに、企業案件やコラボ動画などしようものであれば色々な規定が入り、"仕込み"にかかる時間は倍増する。
"編集が嫌すぎて鬱になりかけた"
ポロッと零れたそんな言葉が、お泊まりの中で1番印象に残っている。
動画編集のイロハを教わりにきたつもりが、動画編集をする為の覚悟を学びにきたみたいになってしまった。
でも、本格的に編集を始める前にきけて良かったと思っている。
今回は陰にフォーカスを当ててつらつら書いたが夢があったり・リーマンでは味わえない特殊な職業であることは間違いない。
私も今回こそ企業としての動画編集であるが、ここで編集技術を身につけられれば自身の発信ツールとしても大きな武器となるのでいつか自身のチャンネルも開設したい、とは密かに野望を抱いている。(ちなみに、全く陸上関係ないチャンネルの予定)
さあ。楽しみが始まる。
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