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三種の神器

神主の頂点に存在する天皇陛下ですが、その天皇家が古代より伝承しているひとつに「三種の神器」があります。
その3つが「八尺瓊勾玉(ヤサカニノマカタマ)」「八咫鏡(ヤタノカガミ)」「草薙剣(クサナギノツルギ)(天叢雲剣・アメノムラクモノツルギ)」となります。

これら3つを、カタカムナの観点から紐解くと、私たち生命体に関わる、3つの基本原則が見えて来ます。

今回は、この「三種の神器」を説明して行きます。

これは、「神社参拝」や「日常生活」において、自分自身のカタカムナを動かし、自分の望む環境を創造して行く上で、基本中の基本となります。

そして、これはスピリチュアルな世界ではなく、誰もが無意識で行っているカタカムナの活動ですので、しっかりと理解して、自分を創造して下さい。


八尺瓊勾玉(ヤサカニノマカタマ) 皇居内にて保管

※イメージ

「マカタマ」は、電気粒子を意味しています。
私達は、電気粒子の種類や組み合わせ、活動パターンによって、様々な生命粒子を生み出しています。

電気粒子には「マイナス」と「プラス」の性質があり、様々な特徴を持ちながら、私達の体内を自由に散り、動いています。
これらの電気粒子は、それぞれが自由に右回りで活動していますが、ナミやナギのちからによって、一方向へ進み出し、更に「音」や「イカズチ」の衝撃によって一つの「輪」となり、生命粒子へと成立ちます。

この、一つの輪となり、マイナスとプラスが合致する、最小の生命粒子の様子を「ミクマリ」と言います。

私達生命体は、この「ミクマリ」から様々な活動が始まっており、この「ミクマリ」を創造する原点である電気粒子を、「マカタマ」と言います。

また、「ミクマリ」が成立つ時に、「ア」~「ン」までのいずれかの音が鳴り、その音は48種類あります。
そして、その時に鳴る音が、「ミクマリ」(生命粒子)の性質になります。

「ミクマリ」(生命粒子)は、活動をサイクルしながら、その他の生命粒子と、重合や正反のカタカムナの活動をして、私達の肉体や、意思や感情、時間や場所(トキトコロ)、環境などの、様々に実感している「カタ世界」を創造しています。


八咫鏡(ヤタノカガミ) 神宮内宮(伊勢)にて保管

※イメージ

生命粒子の活動サイクルは、左回りで「ヒ→フ→ミ→ヨ→イ→ム→ナ→ヤ」と変化しながら極限を向かえ、崩壊と統合の「コ→ト」をして、次の活動サイクルへ進んで行きます。
この「ヒ」~「ヤ」までの活動を「ヤタ」と言います。

そして、この世の全ては「闇」と「光」で構成されている事は、最新の量子学でも明らかにされていますが、自分の目に見えている事や、意識出来る世界(カタ)は、光に照らされている領域であり、天照大御神(アマテラスオオミカミ)のチカラで、成り立っています。

これに対して、「闇」(通称:ダークマター)の世界は、観測が出来ない領域ですので、神(カミ)のチカラも存在しません。

ただし、この闇を観測しようとすると、粒子の活動が始まり、光が照らされて、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の領域となり、目に見えないカム世界に存在して来ます。

この、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の領域である、カム世界に現れた「ヒ」~「ヤ」までの粒子を写し出して(カガミ)、カタ世界に生命粒子を生み出し、現象を創造して行く神器を「八咫鏡(ヤタノカガミ)」と言います。

そして、カタ世界の現象は、カム世界の潜象のチカラによって創造されてくる様子を「カタカムナ」と言い、このサイクルが「神(カミ)」であると、ウタヒ第2首では述べられています。

私達は、光の世界である天照大御神(アマテラスオオミカミ)の領域に、様々なカタカムナ活動をしながら、八咫鏡(ヤタノカガミ)を通して、様々な神(カミ)のチカラで、カタ世界に現象を創造して、存在しています。


「草薙剣(クサナギノツルギ)」 熱田神宮(愛知県)にて保管
(天叢雲剣・アメノムラクモノツルギ)

※イメージ

天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、「高天原」で過ごしている時の神話では、須佐之男尊(スサノオノミコト)が八岐之大蛇(ヤマタノオロチ)との戦いで、大蛇の8本目の尻尾から手に入れた「天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)」の話があります。
この剣は、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に献上され、天孫降臨の際に、「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」に託され、以降は、伊勢の「倭姫命(ヤマトヒメノミコト)」に渡されました。
そして、東征に向かう「大和武尊(ヤマトカケルノミコト)」に託されましたが、駿河で火事にみまわれ、逃れる時に、この剣で草をなぎ倒しながら難を逃れた事から、「草薙剣(クサナギノツルギ)」と呼ばれるようになりました。

「草薙剣(クサナギノツルギ)」は、人や肉を捌(さば)く道具ではなく、物事を4つに分類する神器です。
カタ世界に生まれた生命粒子の性質を、4つの方向へ導き、様々な特徴へと成長させて行く役割です。

私達は、この4つの「四相」のバランスで、個性や性質などを創造しています。(マトリックス表のイメージ)
目や口などの、肉体的特徴は勿論の事、性格や感情、環境などのトキトコロ
に至るまで、この「四相」のバランスによって、それぞれが現象(カタ)に創造されています。

また、光が照らされている世界を、私は「高天原(タカアマノハラ)」と解釈していますが、天照(アマテラス)が高天原へ行く前の、「天地(アメツチ)」での神話が、「天の岩戸」として残されています。
これは、闇と光が分かれる前の世界の話です。

「思金神(オモイカネノカミ)は、「五百箇真賢木(イオツマサキ)」の棒に、「八尺瓊勾玉」と「八咫鏡」をぶら下げる提案をしました。
そして、この賛否を「天児屋根命(アメノコヤネノミコト)」と「布刀玉命(フトタマノミコト)」が「太占(フトマニ)」(現代の占いの起源)をして、結果、光を照らす世界が出来上がる話しです。

これは、「対」や「重合」など、様々な角度や視点から、生命の特徴を見いだし、その方向性を創造していく活動を意味しています。
結果、隙間から覗いた天照(アマテラス)は、八咫鏡に自分が映し出されて、世界には光が照らされ、天照(アマテラス)は、「高天原(タカアマノハラ)」へ行く事となります。

天地(アメツチ)では、「五百箇真賢木(イオツマサキ)」「八尺瓊勾玉」「八咫鏡」で、光を照らす世界を「太占(フトマニ)」しましたが、私達が「今(イ)」実感している、光が照らされている高天原(タカアマノハラ)では、「草薙剣(クサナギノツルギ)」「八尺瓊勾玉」「八咫鏡」で、「四相」を「太占(フトマニ)」しながら、生命活動をしています。


イ=5次元・現象物(カタ)・伝わる・陰・最小単位・電気粒子
オ=奥深い・環境・広がる
ツ=集まる・個々の・換える
マ=受容と需要・現象・宇宙球全体・現象物個々
サ=遮る・差・右回り
キ=粒子・対向発生・エネルギー・動きと気

陰の電気粒子が奥深くに集まり、全体を右回りに対向発生させる

ア=生命・感じる・あらゆるもの・重なりと左回り・宇宙と始元量
メ=芽と発生・指向と思考・秘め・カムからカタへ
ノ=時間をかける・新生命の発生・すべき方向・変遷して進む・持続する
ム=6次元・広がり・六方環境
ラ=場・現れる
ク=引き寄せ・自由・解く
モ=漂うと雲・連なる・モヤッと
ツ=集まる・個々の・換える
ル=留まる・止まる・存在する
ギ=粒子・対向発生・エネルギー・動きと気

重なりと左回りで、カムからカタへ変遷して進み、全方向に現れて、引き寄せてながら、個々に存在するエネルギーとなる。


生命の3原則

異なる性質の電気粒子(マカタマ)が、ひとつの輪となり合致して生命粒子(ミクマリ)となる。

光が照らされている高天原(タカアマノハラ)の、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の領域にある、カタ世界とカム世界を「八咫鏡(ヤタノカガミ)」を通して、カタカムナの活動をしながらサイクルしている。

様々な生命粒子の性質を「太占(フトマニ)」をして、「四相」を作りながら、成長と個性を創造していく。


私達は、電気粒子(マカタマ)が結ばれた(ミクマリ)、光が照らされている世界(高天原)の、天照大御神の領域を、「八咫鏡」を通して、「フトマニ」をしながら「四相」を築いて、「今」(イ)を生きています。

この3つの基本原則を忘れない為に、「三種の神器」が継承されているのではないかと考えています。

そして、「神社」をこれら「カタカムナの観点」で見ていくと、神社の造り、設置物などの役割が理解出来て、この三原則に基づいて、設計されている事に気づきます。

ここで、しっかりと理解して頂きたい事は、
・電気粒子と右回り
・天照大御神と八咫鏡
・生命粒子と左回り
・生命粒子の「四相」

この4つです。
この感覚がカタカムナであり、カタカムナで味わう「神社参拝」の基本感覚となります。

この感覚は、神社だけに留まらず、日常に於いても、自分自身の「カタカムナ活動」を、有効活用出来ます。


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