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都議会議員選挙の投票率について

こんにちは、与太郎です(^^)

先日東京都で行われていた都議会議員選挙、最終的な確定投票率は42.39%だったそうで、過去2番目に低い数字となったそうです。

当然、私は神奈川県民なので都議会議員選挙の投票権はないのですが、やはり日本の投票率は低いですね(^^;)

この記事では、アラフォーのボヤキというか、この件について私の思ったことを吐き出そうと思います(^^;)


投票率50%未満って...

昨今では、投票率50%未満ということも珍しくなくなってしまいましたが、改めて思い返してみると大変なことです。

投票率50%未満ということは、投票していない人全員が同じ人に投票すれば、最下位の人が1位で当選してしまうということです。

"サイレントマジョリティ"という言葉がありますが、今の日本の政治には、大多数の人の投票権は反映されていないということになります。

政治に興味がない方でも、これが大変おかしな状況ということはわかっていただけるのではないでしょうか。


政治に興味がなくても投票したほうがいい

このように、私は「選挙に行く」について比較的 口うるさい質ですが、選挙に行かない方のお話を聞くと、こんな声が良く聞かれます。

「政治のことはよくわからないから、自分なんて票をいれないほうが良い」

今時、働き方も娯楽も増えて、以前よりもいろんなことに頭を巡らせることが多くなったように思います。必然的に、政治のような”ちょっと遠い出来事”は関心を持ちづらく、このような感想を持つ方が、特に若い層に増えています。

個人的な意見になりますが、私は、政治がわからなくても選挙には行った方が良いと思います。

「行かなきゃ」と思えば、なんやかんや候補者のことをネットで検索しますし、住んでいる地域の投票に何度か足を運ぶうちに「どんな人が地元で支持されているのか」わかってきたりします。

「行かないでいいや」では、いつまでも政治がわからないまま、地域の候補者を知らないままになってしまいます。結果、いざ「地域がこうなってほしいな」「世の中がこうなったらいいのに」という理想を持った時にも、誰に入れればよいかわからなくなってしまいます。

そんなわけで、「とりあえず行ってみる」「とりあえず"良さそう"な人に入れてみる」のような"第一歩"が、個人的にはとても大事だと思っています。


投票しないと何が起こるか

とはいえ「投票しないからと言って何が変わるかわからない」という人も多いようです。

「何も変わらないだろう」と思う人が増えた結果、近年発生している問題が、"政治家の高齢者贔屓"です。

下の図は、日経新聞の記事で取り上げられていた、2016年衆院選の年代別投票率です。これによると、60歳以上の高齢者は70%程度が投票に行っているのに対して20台の投票率は40%を切っています。

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頭が良い政治家なら当然「若者よりも高齢者向けの政策をしたほうがいい」と考えます。結果として、高齢者施設が増えたり街のバリアフリー化は進みますが、"若者の貧困"を解決する政策は後回し、ということになってしまいます。

そんなわけで、どの政党に入れようとも、"自分が投票していること"自体が少なからず世の中へのアピールになっているということです。投票という行為自体が、自分たちの"層"(性別・年齢層・学歴・地域等)にとって都合の良い世の中にする第一歩になりえます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

説教臭い記事になってしまいましたが、政治や投票のことを考えるきっかけにしていただけると、とてもうれしく思います。

別の記事で、鎌倉民として地元選挙に関する記事の投稿などしていきますので、機会があれば読んでみてください。

それでは。


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