見出し画像

そこにある当たり前が幸せなのだよ

いま「本好きの下剋上」という本にハマっている。

ジャンルは異世界転生もので、主人公は現代日本人の知識を持ったまま、中世ヨーロッパ時代のようなファンタジーな世界に転生する話。

当然インフラなんて整っていないし、ご飯も今の日本人からすれば質素で粗末なものとなる。

食パンのようなふわふわしたパンが今では当たり前だけど、カッチカチでスープでふやかさないと食べられないような世界である。


その異世界の貴族が、主人公が持ち込んだ知識で現代の食事を食べるシーンがあったりするのだけど、クッキー一つで驚いたり、ハンバーグに大興奮なのです。


ショートケーキ1つ取っても、ものすんごいご馳走なのである。


料理の味付け1つも全然違うし、いま日常で食べているご飯はだいたい美味しい。

これって本当はものすごいことなのだと改めて認識した。


なんて素晴らしい時代を生きているのだろう。


今この記事を書きながら、横に置いてあるコーヒー。

このコーヒーを飲むのってどれだけ贅沢なことなのだろうか。


今ある幸せを噛み締める。

紙もペンも自由に使えない時代があったのに、今こうして文章を打つことができて、すぐさま世界に公開することもできる。

なんて幸せな時代に生きているのだろうか。


日常の1つ1つが当たり前ではない。


これだけのモノを作り上げてくれた、先人の叡智に感謝の念がつきません。


今の日常は、過去ではどんなに願っても得られないぐらいの日常なのである。

この幸せをしっかりと味わうことで、今の日常も輝いていくかもしれませんね。


読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。