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人は関わりあって生きている。人間関係を良くするために心がけるとよい3つのステップ

人生を楽しく過ごしたい。

それは誰しもが思うことですよね。

でも生きているといろんな悩みがでてくる。

そして、その大きな部分は人間関係がしめているのだと思う。

自分の背が高いとか低いとか、かわいいとかブサイクだとか、太っているとか痩せているとか、禿げているとか白髪だとか、それって自分1人だったら問題にならないこと。

でも世の中自分1人で生きているわけでなはい。

生きていく上では、誰かと関わっていくしかないのである。

そして人と関わることは悩みが増えることでもある。

僕自身も生きているといろいろ思い悩むことがある。

つい最近も、本当にどうでもいいことで人とゴタゴタしたりもした。

ちょっと自分の虫のいどころがわるかっただけ

そんな自分のやさぐれた心が他人を傷つけたりもする。

傷つけるつもりはなくても、勘違いやすれ違いというのは起こり得るものなのである。

僕は過去、妻との関係においても悩みを抱えていた。

今では悩むことは無くなったのだけど、それはある考えを取り入れたからだと思っています。

そのことを忘れていたんですよね。

自分がイライラをぶつけられることが多かっただけど、自分がイライラをぶつける側に立ってもいけない。

自戒の念を込めて、過去自分がどのようにして妻との関係をよくしていったのか振り返ってみようと思う。

僕が夫婦関係を良くするために辿り着いた答え。

それはムダな反応をしないということです。

「ムダな反応をしない」とはどういうことか?

僕の具体的な事例を紹介していきます。

「ムダに反応しない」とは3つのステップがあります。

ステップ1、頭の中をめぐる心の声を洗い出す


相手から何かイヤなことを言われりたりして、自分の心が曇った時に、頭に浮かぶ言葉をそのままセリフ調で洗い出します。

例えば、妻がお風呂に入っている時に、部屋を片付けたり、子供に本を読んだりしていたとします。その時にちょっとトイレに行ったときに、子供がイスによじ登ろうとして足を滑らせて落ちて大泣きしたとします。慌てて子供にかけよって介抱しているときに妻がお風呂から出てきてブチ切れます。

何やってたん!

どうせスマホでも見て放ったらかしてたんやろ!

自分のことばっかりしてたらあかんで!

なんて具合です。

本当にただ放ったらかしにしていたのであれば何も反論できませんが、実際はたまたまトイレに行った以外は片付けとか子供の世話をしていたのです。

もちろんたとえトイレだとしても目を離したことは事実なのでそれを肯定しているものではない。

ただ、いきなりスマホでも見ていたんだろうと決めつけられて怒られたら、いい気分はしませんし、心にシコリのようなものが残ります。

こんな時、頭の中にはどんな考えが浮かんでいるのでしょうか?

「ちゃんと子供のこと見てたわ!」

「スマホなんか見てないわ!」

「この場だけを見ていきなり怒るなや!」

「自分だって同じように子供を落としたことあるやろ!」

「なんで俺のこと信用してくれへんねん!」

こんな感じで頭に浮かんだ言葉をそのままセリフ調で洗いだしていきます。

ここで大事なのが心の声を見つけ切ることです。

ステップ2、苦悩の正体を知る


ステップ1で挙げた心の声を参考に、苦悩の正体を見つけます。

見つけた言葉の最後の方に正体が浮かび上がってきます。

今の事例では5つ言葉をあげましたが、最後の5つ目に正体が浮かびあがってきています。この正体は無意識のうちにしがみついていた理想像です。

人それぞれ、自分の理想像があります。

自分はこうあるべきと。

その理想像からギャップが生まれた時に、苦悩に陥るのです。

この理想像への無意識での執着が苦悩の正体です。

ステップ1で洗い出したことばの中に、ふっと腑におちるセリフがあるはずです。

それがないのであれば、まだステップ1での洗い出しが足りていません。

ステップ1の中で洗い出したセリフのなかで、僕の理想像はこうでした。

自分は信用されるに足る存在だ

この腑におちる理想像が見つかると、それだけで心がふっと軽くなるのです。

俺は妻から信用されたかったんだなと。

ステップ3、正しい行動をとる


妻から小言を言われて、それに対して反応してすぐに反論してしまうと、お互いにイライラを募らせ、関係が悪くなってしまいます。

小言を言われてもすぐに反応せず、まず苦悩の正体である自分の理想像を見つけることで、正しい行動がとれるようになります。

俺は信用されたかったんだな。

それだったら、どうしたらいいんだろう?

「うっせいな、お前も目を離して怪我させたことあるだろ!」
って言い返すのは最悪な行動なのです。

「ごめんちょっと目を離してしまった」

「頭はぶつけてないしこっちは大丈夫だから」

「お風呂あがったばかりだから、早く暖かくしてね」

そう一呼吸おいて返すのです。

このステップは夫婦関係のみならず、人間関係の全てに使えます。

何かイラッとしたり、モヤモヤした時には、自分の頭の中のセリフをどんどん洗い出してみてください。

苦悩の正体を見つけ出し、自分の理想像を知ることで驚くほど心が楽になりますよ。

ほんと忘れていた。

人と揉めてよいことなんて何一つない。

そのことが改めて身に染みて分かったのでした。

読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。