なぜマラソンは見入ってしまうのか?
日曜日のこと
全日本実業団対抗女子駅伝が行われていた。
他に見たいテレビがなかったので、たまたまチャンネルを変えていた時に見つけた駅伝でチャンネル選択の手が止まる。
駅伝がスタートする10分前くらいだったかな、1区を走る選手が順番にカメラで決めポーズをしながら入場していた。
もちろん芸能人ではないので、ポーズも素人っぽさが満開なのだけど、なんだかそれが良い。
クールな表情だったり、はにかんだ笑顔だったり、次はどんなポーズをするのかなと思いながら見ていました。
そうしてスタートの時間となり、一斉に選手が走り出す。
速い
僕は学生時代は陸上をやっていたので、このとてつもない速さがよく分かる。
関心しながら見ているのだけど
同じように子供たちもマラソンに釘付けである。
テレビの絵的には、ただ人が走っているだけ。
子供たちにとって面白いのだろうか?
そんな疑問が頭をよぎったのだけど
次の瞬間
「がんばれーーーーー」
と、息子が応援する声が響く
駅伝の選手は一生懸命に走っている。
さっきはただ走ってるだけなんて言ったが
子供たちにはその一生懸命さは伝わっているのだ。
人ががんばる姿
マラソンも、タスキをつなぐ駅伝も、過酷な競技である。
自分だけで走るマラソンと違い、駅伝はみんなの思いを乗せて走る。
そんな姿が子供たちの心をも打つのだろう。
お正月にはなんだかんだ箱根駅伝を見てしまうし
来年は子供たちと一緒にテレビで応援してるかなとふと思ったのでした。
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