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11月2日(2013)グラウンドから見た美しいビジュアル

2013年11月2日。
浦和レッズは10年ぶりのナビスコカップのタイトルを賭け柏レイソルと対戦。
この日は開門を待つサポーターの取材や、国立競技場での撮影を行なった。
試合前、Jリーグ主導の官製コレオに反発した渾身のビジュアルがレッズのゴール裏に浮かび上がる。逆サイド黄色に柏の一文字も見事だった。
両サポーターのボルテージが最高潮に高まる中、キックオフ。拮抗した攻防が続く前半終了間際右からのクロスに、工藤壮人が頭で合わせ柏が先制。
その後レッズは幾度かのチャンスを決めきれず0-1のまま時間が過ぎてゆく。後半終了間際、興梠慎三のシュートがネットを揺らし歓喜するが、無情にもオフサイドの判定。
柏が1点を守り切り14年ぶりの2度目の優勝を果たした。
試合途中から降り出した雨の中、立ち尽くすレッズサポーターの姿、悔し涙を流している人の顔。先日亡くなった工藤の鮮やかなゴールシーン。今も目に焼きついている。
あの日グラウンドから見たファイナルの舞台の美しい光景は一生忘れらない。

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