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スタバ朝活を始めてみて

<4月23日追記>
反響の大きさを受けて、スタバ朝活の存続のため、寄付を募ることにしました!もしよろしければ応援よろしくお願いいたします!詳細はこちらに書きました。

先週4月9日(水)の夜、マクドナルドで紙のノートを開き、思うことをつらつらと書いているときにふと、「そうだ、いつものスタバで朝活をやろう」と思い立ちました。

どんな朝活かというと、ルールは以下のとおりです。

<ルール>
・1対1
・(なるべく)まだ直接お会いしたことのない方
・8時半か9時か9時半スタートの1時間のみ
・参加費無料
・お茶代は各自負担(無理が生じたら参加費制にするかも)
・場所は大田区のスタバ(品川駅から電車で6分です)

この試みには、

・新しい出会いを増やせる
・新しい刺激やインプットを増やせる
・人との約束があることで早起きできる
・楽しい雑談で一日をスタートできる

などのメリットがありそうでした。

また、「1時間の中で自分にできる貢献をしたい」「行動を続けるなかで、幸運の流れを生み出していきたい」といった気持ちもありました。

正確に言えば、スタバでの朝活は、「こういうことをしたら面白いだろうな」と以前から考えていた企画でした。

先日澤山モッツァレラさんとお茶したときも、このスタバ朝活の構想を話しました。「AI時代においては、一次情報こそが強みになる」という話題になったからです。AIの破壊力はすごいけど、一次情報(現地に足を運び自分の目と耳で得た肌感を伴う情報)は不足している。その点、1on1での朝活は一次情報の宝庫です。

だけど、何かを大々的にやるのってエネルギーが要るし、なかなか踏み切れませんでした。

夜のマクドナルドで「やろう」と決意できたのは、「自分が人から求められているものを知りたい」という強烈な欲求に駆られたからです。ぼくは今後の仕事をどうしようか、と考えていました。すぐに思いつくのはこれまでもやってきたライターとしての仕事だけど、一度立ち止まって、「自分にできること」や「自分がやりたいこと」だけでなく、「自分が人から期待されていること」や「ぼくに会いに来る人がどんな課題や悩みを抱えているのか」なども感じてみたい、と思いました。もしかしたら、思わぬ発見があるかもしれないからです。

人に誰かに会いに行くとき、いろいろな理由があります。

・単純に楽しい/会うと元気になれる
・悩みを相談したい/聞いてほしい
・課題解決のためのアドバイスがほしい
・仕事や生き方のヒントが欲しい
・楽しい話をしたい/聞きたい
・明るい雑談して前向きになりたい

では、わざわざ朝の貴重な時間を使って会いに来てくれる人は、ぼくに何を期待しているのだろう?

自分にどんな需要があるのか。それを今後のヒントにしたいと考えました。

思い立ったらすぐにでもやりたいタイプなので、早速Xで募集をかけたところ、思わぬスピードで応募がありました。そして翌10日(木)の朝から13日(土)まで、4日連続で初対面の方と朝活をすることになりました。

1人目は、個人事業主のみそさん(※その日の朝活の内容を長文ポストしています)

2人目は、青学のみうさん

3人目は、俳優兼出汁研究家の松野さん

4人目は、フリーライターの浅野さん

今日はオフですが、週明けからまたたくさん朝活の予定が埋まっていて、反響の大きさに驚いています。

さて、4回やってみての感想をいくつか。

まず、純粋に楽しいです。いつも通っているスタバに、毎日いろんな方が会いに来てくれるなんて、奇跡的なこと。しかも基本初対面の方だから、すごい勢いで新しい出会い、人のつながりが増えています。

朝活には、意欲的な人、野心溢れる人が集まってきやすいので、そんな人たちの話を聞いて、ぼくも良い刺激をもらっています。明るい話、夢のある話、目標に向かって動いていく話って大事です。

また、人の人生と向き合うことが、自分の人生と向き合うことにもつながっている気がします。人生や生き方についてひとりきりで考えるよりも、個々人の様々な事例や、自分と人との考え方の共通点や相違点を感じることで、ヒントが増え、発想に遥かに膨らみが生まれそうです。

朝活に応募してくれる方々からのメッセージを読んでいると、「自分に何が与えられるか」(ぼくにとってのメリット)を気にしてくれている人が結構いらっしゃいました。良い人だなと思いつつ、一方で「そんなこと全然気にしないでください」とも思っています。「その人が何かを与えようとしないと、こちらは何も受け取れない」というわけではないからです。

雑談をするなかで、こちらは勝手に何かを学び取ります。生い立ち、仕事の経歴、好きなこと、悩みなどを聞いていれば、そのなかに価値ある情報はたくさん転がっています。

それに、すでに活躍している方や有名な方から話を聞くのはもちろん刺激的で面白いけれど、ぼくは無名の人や、自分でも「私には大した実績も強みもない」と思っているタイプの人から、独自の個性や強み、面白さを会話の深掘りを通して見つけ出すのが好きです。どんな人にも面白さはあると確信しています。

だから、「面白い人が来るかどうか」ではなく、「誰が来ても面白さを感じられるか」、そして「その面白さを何も知らない読者に伝えられるか」がぼくにとってのチャレンジです。

書いて伝えることは、労力は使うけど、とても楽しい。フリーランスになり、インタビュー記事に対して対価をいただくようになってから、明白にモチベーションが下がる体験をしました。ライターとして独立する前の、お金のためではなく、好奇心を満たすために人に話を聞きに行き、「書かずにはいられない」という勢いで文章を書いていたときが、いちばん楽しかったです。それに近いのが、今やっている朝活かなと思います。

この活動をやっても、どこに行き着くのかはわかりません。だけど、「どこに行き着くのかわからない方が人生は楽しい」と思えるタイプです。

それと、こうした「お金にならない活動」ってやっぱりいいですね。お金にならないもどかしさや悔しさもあるけど、しかしそれでもやってしまうところに何かを感じます。チャンスって往々にして、コスパの悪い試みの中にあるります。

今はまだうまく言語化できないけど、自分にとっての「善い活動」は大切にしていきます。

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【スタバ朝活を開催中です!】

<ルール>
・1対1
・(なるべく)まだ直接お会いしたことのない方
・8時半か9時か9時半スタートの1時間のみ
・参加費無料
・お茶代は各自負担(無理が生じたら参加費制にするかも)
・場所は大田区のスタバ(品川から電車で6分です)

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4/20 募集中
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