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2023年を振り返る

今年の主なお仕事はこちらのポストにまとめました。

noteでは、大きな出来事を10個挙げて、2023年を振り返ってみたい。

中高生に、「書くこと」についての授業(2月)

ドルトン東京学園にて

河合塾が経営する中高一貫校「ドルトン東京学園」にて、2回にわたり「書くことについて」の授業を行った。いくつか書き方のコツを伝え、各自エッセイを書く時間に。生徒たちの文章はレベルが高く、添削しながら驚きと興奮の連続だった。総評をしたあと、「ぼくがライターになった経緯」について45分間話した。

「『一直線にライターを目指していたわけではない』 という話に衝撃を受けました。ライターとは一見関係ない、自転車で各地を走って回るという経験が最終的にライターへと繋がっていく。自分の好きなことをひたすらに突き詰め、あとから何かしらに繋がる。これは本当に盲点で、自分にとって全く新しい発想でした」(高校1年生の感想)

経験を伝えることは楽しい! 生徒たちの感想に、ぼくも大きな刺激を受けた。

毎日ひとつ、「新しい体験」を(2月)

日々の新しい体験をノートに書いた

好奇心と行動力を取り戻したいと思い、「毎日新しい体験をする」というチャレンジを1ヶ月間続けてみた。その感想は、

・毎日楽しかった
・達成感が得られる
・意外とネタは尽きない
・充実していたから1ヶ月が長く感じた。

何より、小さなアクションを地道に積み重ねるなかで、自分の行動力が少しずつ戻ってきたのが嬉しかった。この取り組みが今年後半の行動力につながった。

京都での講演(6月)

京都に出張し、(株)南山建設の安全大会で1時間講演をした。

参加者は100名ほどで、建設業に携わる社長や社員の方々。「海外添乗員と自転車旅から学んだ危機管理」というテーマで、これまでの経験を交えつつ、安全や危機管理の観点からの失敗談や学びをお話しした。無事、うまくいった。

2017年に東京から京都まで20日間かけて歩いて旅した際、京都で友人のご実家に泊めていただいた。その友人のお父さんが、講演を依頼してくださった会長の南山栄成さん。ぼくに対していつも「必ず芽が出るから頑張れ」と応援してくださり、今年の旅においても資金面で大きく支えてくださった。感謝です。

7月には南山さんと八ヶ岳連峰の赤岳を登った

note創作大賞と、片桐はいりさんとの遭遇(6月)

片桐はいりさんと

旅エッセイストを目指して、とにかく行動を起こそう。本にしたい内容があるなら、悩んでないで書いてしまえ。そう自分を鼓舞して、「note創作大賞」に応募する旅エッセイを1万字で書き上げたその日の夜、脳を休めようとランニングに出ると、尊敬する女優・エッセイストの片桐はいりさんに道でばったり遭遇した。

「ぼく、ライターをしていて、はいりさんのエッセイをお手本にしています」

いきなり話しかけて驚かせてしまったけど、ちゃんと想いを伝えられて良かった。渾身の旅エッセイを書き上げた日に、お手本にしている方に会えた。こういう偶然は、「自分は正しい方向に進んでいるはずだ」と背中を押してくれる。

「note創作大賞」のエッセイは、残念ながら受賞はできなかったけど、2年連続で最終選考に残ったことは自信になった。応募総数33,981作品のうち、エッセイ部門で最終選考に残ったのは43作品のみという狭き門だった。

スタバからのツイートが2000万人以上に届く(6月)

スタバでの奇跡的な再会を綴った長文ツイートは、その日おそらく日本でいちばんバズり、10万いいねを記録。糸井重里さんをはじめ多くの著名人がリツイートしてくれて、最終的に2150万人に届けられた。一週間でXのフォロワーが4000人近く増えた。「自分らしい文章」で評価されたことが大きな励みになり、「エッセイで勝負していこう」と覚悟が決まった。

糸井重里さんが反応してくれた

そしてこのあと、新たな旅エッセイを書くため、ろくな資金もないなかで思い切ってシドニーとパリへの航空券を同時に購入したのだった。

葉加瀬太郎さんとラジオ番組で対談(8月)

葉加瀬太郎さんとの貴重な対談

J-WAVEのラジオ番組「ANA WORLD AIR CURRENT」にゲスト出演することになり、番組ナビゲーターの葉加瀬太郎さんとお話してきた。

20年以上続く長寿番組で、今年に入ってからのゲストは反田恭平さん、藤田真央さん、成田悠輔さん、高野秀行さん、内田洋子さん、アンミカさんなど著名な方ばかり。ぼくが呼ばれたのが不思議なくらいだったけど、せっかくのチャンスなので思い切り楽しんできた。兄の影響で中学生の頃から葉加瀬さんの音楽をよく聴いていたので、憧れの方と旅をテーマにお話できた感激は大きかった。

オーストラリアの旅 10日間(8月)

シドニーにて

シドニーとメルボルンに4泊ずつ滞在。初めてのオーストラリアで、素晴らしい経験ができた。

東北一周自転車旅 32日間(9〜10月)

自転車で青森へ

東北6県をぐるりと一周する自転車旅。線状降水帯に、強風に、様々な試練の連続だったけど、なんとか無事に走り切ることができた。

ドバイの旅 5日間(10月)

ラクダ乗り体験

ドバイ経済観光庁からのご招待で、ドバイを初訪問。初めての中東国で刺激的な旅になった。砂漠でラクダに乗れたのが良かった。

フランスの旅 16日間(11月)

世界遺産モン・サン・ミッシェル

パリ、ランス、ノルマンディー地方を巡る旅。毎日のようにハプニングがあり大変だったけど、その分良い思い出もたくさんできた。「奇跡体験! アンビリバボー」に出演するきっかけとなったティエリさんとの10年越しの再会が印象深い。

ティエリさんと再会

終わりに

今年の春からは、多くの時間を最寄りのスターバックスで過ごしました。お世話になっている店員さんたちには本当に感謝しています。個性的で温かく、素敵な店員さんたちとの日々の何気ない雑談や交流に元気をもらえて、大きな心の支えになりました。

そして7月以降は、旅と発信の資金として、8社の企業様、100名の個人の皆様よりご支援いただきました。集まった額は、128万4766円。応援していただいた皆様のおかげで、たくさんの素晴らしい経験ができ、旅先からの発信を続けることができました。本当に感謝です。

今年はこの投稿を含め計128本のnoteを更新できました。3日に1本ペースです。

現在は、「大阪〜博多 650km徒歩の旅(1月)」と「フィンランドの旅(2月)」に向けて追加のご支援を募っています。

サード目標(180万円)まで、残り515,234円(現在71%)

引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

それでは、2024年も頑張っていきます!
皆様も良いお年をお迎えください。

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