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真冬のフィンランドへ

来年2月、フィンランドへ行くことに決めた。

フィンエアーが100周年記念キャンペーンをやっていて、昨日、悩んだ末に航空券を買ってしまった。

ほとんど首都のヘルシンキに滞在する予定。本場のサウナに入り、氷の張った湖に飛び込むのが夢だ。

いつも通り、お金はあとからついてくると信じて、行動を起こし続ける。動けば何かが起こるはず。

そんな高揚感でホワホワしながらいつものスタバで作業していたところ、MacBookが突然フリーズした。再起動すると、これまで見たことのない画面になった。スマホで調べながら修復を試みたが、内蔵のハードディスクが認識されない危機的な状況。Appleサポートとパソコン修理屋さんにそれぞれ電話で相談したが、「おそらく復旧は難しい」とのことで、残念だけど諦めることにした。2017年から使っていたパソコンだから、6年間よく持ってくれたと思う。

スタバの店員さんに励まされる

フランスへ行くのにパソコンなしでは困るので、夕方急いでビッグカメラへ行き、いちばん安いMacBook Air(13インチ・M1チップ)を購入した。

幸い、半年前に取っておいたバックアップデータを新しいMacBookに転送し、大半の書類やデータは復元できた。この半年間のデータは残念ながら諦めざるを得ないのでちょっと困るけど、それ以外は取り戻せて良かった。バックアップを取るのって面倒で、いつも「意味あるのかな」と思っていたのだけど、超重要なことだとようやく身をもって実感した。パソコンって、「そろそろ壊れますね」みたいに親切な合図は出してくれない。ある日突然、前触れもなしに動かなくなるのだ。今後も気をつけよう。

それにしても、逝く前の最後の大仕事が「フィンランド行きの航空券購入」とは、なんとも泣ける。もし先にパソコンが壊れていたら、大きな出費が重なってしまうため、理由をつけてフィンランド行きは諦めていたかもしれない。でももうチケットを買ってしまった後だから、キャンセルの選択肢はない。これも縁だ。フィンランドに行けということだろう。ぼくのPCらしい意地を見せてくれた。

新しいMacBook Air

バックアップデータが膨大だったためか、データ転送には約10時間かかった。寝ている間もずっとパソコンはつけっぱなし。今朝4時半、真っ暗な部屋で突然「ブオン」と大きな音が鳴り、パソコンが煌々と光り始めたのがデータ転送終了を告げる合図だった。意識が朦朧とするなか、一瞬現実なのか夢なのかわからず、なんともSFチックなシーンだった。

今はまたいつも通り作業できるようになり、ひと安心。明日は朝便なので、荷造りをして、早く寝る。日本は未だ半袖で過ごせるけど、パリはしっかり寒いみたいだ。最高気温13℃、最低気温6℃くらい。

ヨーロッパを訪れるのは、2018年以来5年ぶり。パリに至っては、2009年以来14年ぶりである。そのとき大学2年生だったぼくは、和太鼓奏者としてパリのシャンゼリゼ劇場で演奏したのだった。

あれからパリの街はどう変わっただろうか。街歩き、美術鑑賞と、人との出会いを楽しみたい。それからサッカー観戦と自転車旅も。

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