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北見・常呂の旅(3)知られざる名所・北きつね牧場

今朝は8時から日記を書き始め、11時半にようやく公開できた。3時間半かかった。ぼくは書くのが遅い。細かいところにこだわるから随分と時間がかかる。それでも仕方ない。得難い体験をしているわけだし、それをきちんと自分の言葉でアウトプットするのは大切なことだと思っている。

さて、朝から何も食べずにお昼になってしまったので、まずはホテル裏手の「きなり食堂」でシーフードカレーを食べた。温かいそうめんもついてきておいしかった。

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今書きながら、「そういえば明日も常呂でシーフードカレーを食べるかもしれないんだったな」と思った。まあいいや。

その後、ハッカ記念館へ。北見におけるハッカ産業の歴史とハッカの蒸留工程を学べる施設。かつて北見ではハッカ産業が盛んだった。全盛期の1939年頃には、世界の生産量の70%を北見が占有していたそう。ものすごい数字だ。

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今ではもう衰退してしまったが、その名残りを感じるハッカ製品を至るところで目にする。

ぼくがハッカと聞いて思い出すのは、小さい頃よく舐めたサクマドロップスだ。缶を振っては「またハッカだ・・・」と何度思ったことか。実際、あれはハッカ味が多く入っているらしい。あの味があまり好きではなかったから、ハッカが出るたび缶に戻して、カラフルな色が出るのを待っていた。せこい。そして最終的には何度振ってもハッカ味しか出ない絶望的な缶が誕生するのであった。

そういうわけでハッカといえば飴、という印象が強かったのだけど、お土産コーナーに陳列されるハッカ製品は実にバラエティに富んでいる。

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入浴剤とはっか豆、それから「メンビス」という名物らしいビスケットが気になったので買ってみた。

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余談だけど、泊まっているホテルの文字がエメラルドグリーンなのも、多分ハッカをイメージしているんだろうな。

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その後、車で40分ほど走り、留辺蘂(るべしべ)へ。雪景色が良かった。

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現在の北見市は、2006年に旧北見市と端野町・常呂町・留辺蘂町とが合併して生まれた。明日端野を通って常呂町へ行けば、北見市の全4エリアを訪れたことになる。(↓画像は北見市HPから引用)

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昨日、カーリングをした皆さんと焼肉を食べていたとき、「留辺蘂なら水族館と北きつね牧場がいいよ」「水族館を出たところの売店で白花豆ソフトクリームを食べれば完璧」と教わったので、それを実行することにした。

「水族館に『館長が出てくるボタン』がありますよ」と言われて、「え、それこの前テレビで観た」と思った。

つい最近、何かの番組で観た水族館が、まさか留辺蘂にあったとは。

そしてその「北の大地の水族館」にやってきた。入ってすぐの壁に、本当に「館長が出てくるボタン」があった。

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押そうか迷ったけど、あまり良い質問も浮かばなかったのでマイペースに見学することにした。

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小さな水族館だが楽しめた。魚の群れはいくらでも眺められたし、ビックリするくらい大きな魚のいる水槽も良かった。見入ってしまう。日本最大の淡水魚イトウは1メートル級が20匹もいて、これは日本最多の飼育数なのだそう。

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ドクターフィッシュは水槽に手を入れるとすごい勢いで指に食いついてきた。

その後、おすすめされた白花豆ソフトクリームを食べた。濃厚でおいしい。水族館の売店でソフトクリーム、というのもなかなか珍しい。

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そして水族館の裏手にある北きつね牧場へ。ここでは50匹弱の北きつねを間近で見られる。檻がないのはすごい。人へ警戒心が薄く、ぼくの足元をクンクンするキツネまでいた。ここは北見に来たら、一度は来るべきスポットだと思う。きつねはかわいい。

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夜はまず、昨日ランチを食べたオホーツクビアファクトリーを再訪。ポテトフライ(北海道産きたあかり)とソーセージをつまみに「ろ過前エール」を飲んだ。うまい! 

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〆は「麺屋ななしぐれ」で玉ネギ味噌ラーメン。ご馳走様でした。

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明日は北見の中心地を離れ、海に面した常呂町を訪ねます。

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