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#読書感想文

「読んで良かった」と心から思えた30冊(小説・エッセイ多め)

先日、ライターコンサル生の杉山真太郎さんに星野道夫『旅をする木』を勧めたところ、とても気…

中村洋太
2年前
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自分だけの才能の見つけ方

書店で、『自分だけの才能の見つけ方』という新刊を見つけた。まだ今週発売されたばかりの本だ…

中村洋太
3年前
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2020年 読んで良かった本ベスト10

今年もたくさんの本を読んだ。小説もビジネス書もエッセイも関係なく、感銘を受けた本、面白す…

中村洋太
3年前
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ライターに勧めたい文章術「以外」の本 7冊

はじめに文章術に関する本は、たくさんある。それらを読んで実践すれば、文章はうまくなるかも…

中村洋太
3年前
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周浩暉『死亡通知書 暗黒者』を読み終えて

ミステリー小説を一度も読んだことのなかったぼくが、なぜ今月発売されたばかりの中国発のミス…

中村洋太
3年前
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劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』を読み終えて

全世界で2900万部を突破するベストセラーとなった中国発のSF小説『三体Ⅱ 黒暗森林』を読み終…

中村洋太
3年前
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『明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ』を読んで

「明子のピアノ」と呼ばれる、一台のピアノにまつわる壮大な物語。 このピアノを弾いていた河本明子さんは、広島に落ちた原爆により19歳という若さで突然この世を去った。その後、被曝したピアノは両親の家で長い間眠りについていた。 2002年、家の取り壊しが決まり、ひっそりとピアノが捨てられてしまう寸前のところで、物語が動き出す。「これは捨ててはいけないピアノです」と預かった調律師の坂井原や、明子の母と交流のあった二口、クラシック音楽の大手マネージメント会社KAJIMOTOの佐藤ら

『体は全部知っている』(吉本ばなな)

ピアノの鍵盤数は88、ひらがなの数は46。それで無限の音楽、無限の表現を生み出してしまうのだ…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(8)『夜と霧』|「あなたが経験したことは、この世のどんな…

20世紀を代表する名著と言われる『夜と霧』を読み終えました。 それはそれは、人間の本質に迫…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(7)『ハウ・トゥ アート・シンキング』

これまでに紹介してきた6冊の共通点は、コロナ後の世界を見据えて、「今読むといいんじゃない…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(6) 『隷属なき道』

コロナの影響で、今「ベーシックインカム」が再び脚光を浴びています。スペインでは経済の立て…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(5)『問い続ける力』

————「小さな問い」ができれば、好奇心に導かれて「行動」に至り、想定していた結果(求め…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(4)『自分の中に毒を持て』

もし転職や独立や地方移住など、「勇気ある決断をしたい」「大きく舵を切りたい」と思っている…

中村洋太
4年前
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おうち時間のおすすめ本(3)『走ることについて語るときに僕の語ること』

大学生の頃に村上春樹のエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んで以来、彼のライフスタイルに憧れを持ちました。 毎日ランニングをして、原稿を書くという生活。とくに、ハワイでそんな生活をしている描写を読んで、いつかぼくも彼のように生きてみたいという想いが強くなりました。もしかしたら、フリーランスになりたいと思ったきっかけのひとつだったかもしれません。 そんなライフスタイルを少しでも体験してみたくて、まず2014年、長期休暇で沖縄へ行きました。一日10kmを目標