コーヒーの味の違いはわかるけど、頭の中から言葉が出ない
コーヒーが大好きだ。
カフェで産地違いの飲み比べをするのが好きだし、豆をいくつか買って家で淹れるのも好き。
コーヒー豆は産地や焙煎ごとに味が違うので、お店ごとのこだわりを感じることができる。
ただ問題がある。
それは私が適切な言葉で味を言い表せないことだ。
味の違いはわかるけど言葉が出てこない
私も「ストロベリーのような酸味が口の中に広がる。程よい苦味も心地よく、飲み終わった後は爽快」などコーヒーの味を表現したい。
だけど実際はこんな感じ。
いや、実際に味は違う。
それはわかる。嘘じゃない。
だけどその味の違いを表現する言葉が出てこないのだ。
お店がコーヒーの味を説明している文章を見たらわかる。
例えば「チョコレートのような」と書かれていたら「チョコレート」を感じる(気がする)。
だけどノーヒントで飲んだときに適切な言葉で言い表せないのだ。
味を表す言葉がすぐに出てこない:英語がとっさに出てこないのと同じかも
コーヒーの味を表現する単語は「ストロベリー」「チョコレート」「オレンジ」など、平易なものが多い。
もちろん私だって果物を食べたことはある。
だけど飲んだときに言葉が出てこない。
これはまるで習ったはずの英語がとっさに出てこないのと似ている。
大学院生のころから一応論文などで英語に触れ続けている。
だけど街なかで急に外国の方に道を尋ねられたら「ゴー!ストレート!ライトライト!OK!」くらいしか言えない。
いわば使い慣れていない言葉たちが頭の中でごちゃごちゃしているのだ。
例えるならば色んなモノが入って散らかった引き出しのよう。
整理して収納していたらすぐに取り出せるけど散らかっていたら探すのに一苦労する。
たぶん何度も何度も適切な言葉を探し出す経験を重ねると出来るようになってくる、はず。
そして味を適切な言葉で表現できるようになったらコーヒーを更に楽しめる気がするし、自分のお気に入りも見つかると思う。
カフェはゆっくりできる場所。
だからこそ、たまには目の前のコーヒーに対してぴったりな言葉を頭の中から探す旅に出かけよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?