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バイオレンスボイジャー を観て思ったこと

あらすじ
クセクセの世界観な舞台でクセな2人の子供がたまたま見つけた大クセテーマパーク「バイオレンスボイジャー」
興味本位で入ってみるとチープでつまらないゲームをやらされる。もう帰ろうとすると帰れない、そこは子供たちを誘い込むクセクセな人体実験場だったのだ…


僕は夜中寝付けない時によく行く24時間営業の(ほぼエロ)ビデオ屋さんがあります、いつも2時間くらい入り浸りそこで映画を借りるのですが、帰り際アニメコーナーを見るとクセな表紙のバイオレンスボイジャーなるものが…

""(特別出演)松本人志""

…じゃあ観なきゃじゃん?
ええ、いの一番に観ましたよ。
一体何が始まったのか、から始まり一体何を観さされているのか、そして一体何を観さされたんだ…で終わりました。
"おもちゃ箱をひっくり返した"ようなね、そんな感じでした。

なんか構想から完成まで3年くらいもしこしこ作ったみたいです。つまりそう、3年分の濃厚射精を浴びせられたとゆう感じです(いや真面目に)
バカバカしくて薄ら寒そうなやつかなと思ったらとんだ見当違いでした。
物語は一貫してシリアスで、あらゆるスプラッタホラー系の演出が、いたって真面目に取り込まれてました。
その端正で真っ直ぐで、実直で繊細な監督の心持ちにこっちも
端正で真っ直ぐで、実直で繊細に向き合って観る事ができました。

なんか映画って伝わってくるんですよね、あぁ監督ここのシーンがやりたかった見せたかったんだなぁとか、こーゆーこと言わせたかったんだなぁとか。
クセにクセを塗りこませたような画風ですが観る側がちゃんと咀嚼していけばクセの向こう側の味がフワッと蘇る感じがありましたね(ん?)

具体的に言うとですね、表紙にもなってるバケモン「たかしちゃん」

元は人間なのですがまぁなんかヤバい液に漬け込まれて、漬(づ)け込まれてこんな姿かたちになっちゃったんですよね。

主人公たちも漬(づ)け込まれるんですが、あの形になってく過程が出てくるんですよ。それが

これですわ笑(´・∀・`)

そうつまり、あの顔の箱みたいなやつは肉塊なのですよ。でそこに目がビョーンってなって段々たかしちゃんみたいになると。

なんかこーゆー所なんですよね、襲われてギャーっ!みたいなシーンも熱いんですがこーゆーシン・ゴジラ第1形態第2形態的なとこを見せてくるあたり!
エラから血がドバー!とかなんの説明もなく(あとから説明あるけど)見せてくる感じぃっ!\( ᐛ )/

良きです。キュンです。

豪華声優陣も連なり、更にはあの松本人志もナレーションで参加…、この大クセクセクセ作品も少しはマイルドになっちゃうんだろーなーとか思ったら…!
…全然ならんし!臭いのに美味い!みたいな!おかわり!みたいな!もう俺いーわーって最初なったけど家帰ってしばらくしたらもっかい食べたいなーってなる!とき!みたいな!んな!

総評
これを最高とか良きとか言う女の人はちょっとあれな人だと思います。
僕は男なのでセーフのパターンのやつです。

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