おすすめ本『なぜ人と組織は変われないのか』
「なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
「変わりたいけど変われない」「変えたいけどどうすれば良いかわからない」と感じている方にとって「モヤモヤから抜け出す思考」と「行動を起こす活力」が得られるおすすめの本です。
おすすめのポイント
1.変革をはばむ免疫機能
◆既存の思考様式のまま新しい技術を身につけても解決できない課題が多い
◆問題を正しく定義することは問題を解くことと同じくらい重要
◆目標達成を妨げる要因になる「阻害行動を取らせる裏の目標」があるはず
その「変革を阻む免疫機能」を明らかにする必要がある
2.問題を隠したままでは変われない
◆集団を変革させるためには自分自身の「変革を阻む免疫機能」を克服する
◆どのような行動パターンが自分の望む結果を妨げているか見えてくる
◆リーダーには皆と一緒に学んで自分の弱さをさらけ出す勇気がいる
3.固定観念の根にあるのは不安
◆他人の評価にびくびくせず、自分の内面の安定に関心を払う
◆他人の期待を裏切るの「どうするか」より「どうあるか」の問題
「どう行動するか」より「どういう人間であるか」が大切
◆仕事の質を高めるのは「自分の行動」より「存在そのもの」なので、自分の価値を証明するためにやる必要ない
4.変革を起こすやる気の源
◆変革には「理屈抜きの欲求」が必要
単に理にかなった目標というだけでは変われない
◆新しい行動を取らなければ変化は生み出せない
◆自分だけでなくまわりの人たちにも価値のある目標(重要で歓迎される目標)を見い出す
5.変革を「良い問題」に転換する
◆良い問題は問題を解くことを通じて自分が成長できる
◆組織と個人の両方にとって有意義な目標を明らかにする
◆目標を達成するプロセスに私的な感情を結びつける
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