#380 Povoとmineoから日本通信SIMへの乗り換え体験記
今回は、私が最近行った格安SIMの乗り換えについて、詳しくお話ししたいと思います。以前は「Povo」と「mineo」を組み合わせて使っていたのですが、最近「日本通信SIM」に乗り換えてみました。同時にiPhone 16への機種変更も行い、スマートフォンを仕事にも活用することにしました。その経緯や感想、そしてメリット・デメリットについてご紹介します。
以前の状況:PovoとMineoの組み合わせ
まず、私が以前使っていたPovoとmineoの組み合わせについて振り返ってみましょう。
具体的には以下のプランを利用していました。
mineo:マイピタ(月額880円) + パケット放題Plus(月額385円)
Povo:基本料0円 + 必要に応じてトッピング
合計の基本料金:880円 + 385円 + 0円 = 1,265円/月
メリット
コストパフォーマンスの高さ: 月額1,265円で、日常的な使用には十分なデータ通信と柔軟性がありました。
通信速度と容量の最適化: mineoのパケット放題Plusで1.5Mbpsのデータ使い放題、高速通信が必要な時はpovoのトッピングを使用。
回線の相互補完: mineoの速度制限時にpovoのau回線を使うなど、お互いの弱点を補完できました。
柔軟な使い分け: 日常はmineo、外出先や大容量が必要な時はpovoというように状況に応じて使い分けられました。
Povoの無料維持: Povoを基本料0円で維持できたため、必要時のみトッピングを利用でき、コスト効率が高かったです。
デメリット
管理の手間: 2つのSIMを管理する必要があり、請求も別々でした。
契約の複雑さ: 2社と契約を結ぶ必要があり、初期設定なども2回必要でした。
デュアルSIM対応端末が必要: 2つのSIMを同時に使うには、デュアルSIM対応のスマートフォンが必要でした。
トッピング管理の煩わしさ: Povoのトッピングを必要に応じて購入する必要があり、使用量の予測や管理が少し面倒でした。
通常時の通信速度の制限: mineoの1.5Mbpsは、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードには少し物足りないことがありました。
日本通信SIMへの乗り換え
そんな中、日本通信SIMの新プランが発表されたことを知り、乗り換えを決意しました。同時に、iPhone 16への機種変更も行うことにしました。
新プランの概要
合理的50GBプラン(月額2,178円)
データ容量が30GBから50GBに増量
5分かけ放題または70分の無料通話付き
合理的みんなのプラン(月額1,390円)
データ容量が10GBから20GBに増量
5分かけ放題または70分の無料通話付き
私は、使用状況と将来の需要を考慮して「合理的50GBプラン」を選択しました。
乗り換えの理由
シンプルな料金体系: 1つのSIMで管理できるようになり、請求も一本化されました。
大容量データプラン: 50GBという大容量のデータ通信が可能になり、仕事での使用も含めて余裕を持って利用できます。
iPhone 16との相性: 新しいiPhone 16の性能を最大限に活かすため、高速で大容量のデータ通信が必要だと判断しました。
仕事での活用: スマートフォンを仕事にも活用する予定があり、大容量のデータ通信と安定した通信速度が必要でした。
通話オプションの充実: 5分かけ放題や70分の無料通話が付いているのが魅力的でした。仕事での通話にも活用できます。
予測可能な月額料金: Povoのトッピングによる変動がなくなり、毎月の支出が安定しました。
月々の料金は以前より913円増加しましたが、得られるメリットを考えると十分に価値があると判断しました。特に、仕事での使用を考慮すると、この投資は必要不可欠だと感じています。
驚くほど速く簡単な乗り換えプロセス
乗り換えを決意してから実際に使い始めるまでの速さと簡便さには、本当に驚きました。MNP予約番号の取得から通信が可能になるまで、なんとたった40分しかかかりませんでした!この迅速さは、日本通信SIMの大きな魅力の一つだと感じました。
具体的な流れは以下の通りです。
MNP予約番号の取得:以前の事業者のウェブサイトで簡単に取得できました。
日本通信SIMへの申し込み:オンラインで素早く完了。
日本通信アプリでの本人確認:マイナンバーカードを使用して、驚くほど速く本人確認が完了しました。これにより、従来の方法と比べて手続き時間を大幅に短縮できました。
eSIM設定:物理的なSIMカードの到着を待つ必要がなく、eSIMの設定はスマートフォン上で簡単に完了しました。QRコードをスキャンするだけで、あっという間に設定が終わりました。
通信開始:eSIM設定完了後、すぐに通信が可能になりました。
この素早く簡単な乗り換えプロセスのおかげで、長時間の通信断絶もなく、スムーズに新しいサービスへ移行できました。特に、eSIMの利用とマイナンバーカードを使用した本人確認により、従来のSIM乗り換えと比べて格段に手続きが簡素化されたと感じました。
乗り換え後の感想
良かった点
管理の簡素化: 1つのSIMだけを管理すればよくなり、とても楽になりました。
安定した通信: ドコモ回線を利用しているため、どこでも安定して使えています。
豊富なデータ容量: 50GBという大容量により、仕事でのデータ使用も含めて、余裕を持って利用できるようになりました。
通話料金の削減: 5分かけ放題により、仕事での短時間の通話が増えても料金を気にする必要がなくなりました。
料金の予測しやすさ: 毎月の料金が固定され、追加料金の心配がなくなりました。
迅速な乗り換えプロセス: MNP予約番号取得から通信開始まで40分という驚くべき速さで完了し、通信断絶の心配がほとんどありませんでした。
eSIMの利便性: 物理的なSIMカードの交換が不要で、スマートフォン上で簡単に設定できました。
効率的な本人確認: 日本通信アプリでマイナンバーカードを使用した本人確認により、手続き時間を大幅に短縮できました。
通信速度の向上: mineoの1.5Mbpsから大幅に速度が向上し、動画視聴やファイルのダウンロードがスムーズになりました。日本通信SIMでは、私の利用エリアで平均して10-20Mbps程度の速度が出ており、日常使用はもちろん、仕事での使用でも十分な速度です。
iPhone 16との相性: 新しいiPhoneの性能を最大限に活かせる通信環境が整いました。
気をつけるべき点
初期設定: eSIMの設定は簡単でしたが、初めての方は少し不安を感じるかもしれません。
月額料金の増加: 913円ほど月額料金が上がりました。サービス内容と使用目的を考えると妥当ですが、予算の見直しが必要になるかもしれません。
2回線の柔軟性の喪失: 異なる2つの回線を使い分ける柔軟性がなくなりました。これは場所や状況によっては不便に感じる可能性があります。
マイナンバーカードの必要性: 迅速な本人確認にはマイナンバーカードが必要です。まだ取得していない方は、この機会に検討してみるのも良いかもしれません。
データ使用量の管理: 50GBは大容量ですが、仕事での使用も含めると予想以上に消費する可能性があります。使用量の管理は引き続き必要です。
まとめ
日本通信SIMへの乗り換えと、50GBプランの選択は、私にとって正解でした。管理の簡素化、豊富なデータ容量、通話オプションの充実に加え、驚くほど迅速で簡単な乗り換えプロセスにより、より快適なスマホライフを送れています。特に、eSIMの利用とマイナンバーカードを使用した本人確認により、乗り換えの手間が大幅に削減されたことは、大きな利点だと感じました。
さらに、通信速度の向上は予想以上に快適さを向上させてくれました。mineoの1.5Mbpsと比べて、日常的なウェブ閲覧や動画視聴がストレスなく行えるようになり、仕事での使用も快適です。
iPhone 16への乗り換えと合わせて、スマートフォンを仕事にも活用できる環境が整ったことは、私の生産性向上に大きく貢献しています。月々の料金は上がりましたが、得られるメリットを考えると、十分に価値のある投資だと感じています。
MNP予約番号取得から通信開始までわずか40分で完了したこと、eSIMによる簡単な設定、そして向上した通信速度と大容量のデータプランは、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えつつ、より快適で効率的なモバイル環境を実現してくれました。
ただし、これはあくまで私の場合です。皆さんの使用状況や優先順位によっては、別の選択肢がベストかもしれません。自分の使用パターンや仕事での需要をしっかり分析し、最適なプランを選ぶことが大切です。
最後に、格安SIMの世界は日々進化しています。eSIMやマイナンバーカードを活用した新しいサービスの登場など、常に新しい選択肢が生まれています。定期的に自分の使用状況とプランを見直し、必要に応じて乗り換えを検討することをおすすめします。賢くスマートフォンを使って、充実したデジタルライフと効率的な仕事環境を実現しましょう!
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