「ジャグリングの現在」出演者紹介9 高橋優弘

2024年4月20日、21日に開催される、野毛大道芸の劇場公演企画「ジャグリングの現在」出演者紹介も最終回になりました。
最後に紹介するのは、目黒の自慢の弟子、高橋優弘です。

まさひろといえば、ジャグリング界では知らない人は、いないほどのクラブジャグリングの名手です。
よく、スポーツ漫画とかで、物語の終盤になってくると色んなことが現実から、かけ離れたことやるようになってくるじゃないですか。
まさひろのジャグリングって、まさにそんな感じなんですよね。
我々、一般のジャグラーからすると、まさに漫画の世界みたいなことが目の前で起こってるんです。
しかも最終回あたりの「現実じゃ無理だろ〜」の、あの感じです。

まさひろとの出会いは、もう随分昔になります。
まさひろに「なんか懐かしい写真ないかな？」と聞いたら、こんな写真が送られてきました。

2006年の8月だそうです…

18年前…。
まさひろは、この時きっと6歳。
僕は21歳…。
この写真は帯広の大道芸フェスティバルの時です。

それから時が経ち、まさひろが小学5年生くらいの頃に「JJFのチャンピオンシップに挑戦したい」ということを言われて、色々と指導することになりました。
師弟関係の始まりです。

途中、ブランクもあったりしましたが、2016年、3度目の挑戦で、ついに優勝まで辿り着きました。

もう、もはや技術的に教えることなんて皆無なので、今はトレーナー的な立ち位置のほうが近いかもしれません。
しかし、どこまでいっても謙虚で礼儀正しい。
実力をひけらかすことも、調子に乗ることもない。
私の自慢の教え子です。

そんなまさひろも、もう24歳になり、立派な社会人です。
それでもジャグリングは続けていて、今回のようにジャグリングをやっていない人の前で彼の演技を見てもらう機会があるのは、自分としても嬉しいです。

まさひろが、やっている時は出演者も観客も、ただ憧憬を持って宙を舞うクラブを見上げるだけになるでしょう。
楽しみです。

まさひろはAチームでの出演です。

4/17現在、20日の14時回と21日の13時回は前売り完売。
21日の17時回も残り僅かとなっています。

ご予約お待ちしております。
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