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おかしい、ほぼコバエのことじゃないか

夏が嫌いだ。
嫌いという言葉をあまり使わないようにしているが、嫌いだ。

最近は6月からオラオラとしゃしゃり出て春を追いやり、
9月になっても秋にその場を譲らないので、ますます嫌いだ。

子どもの頃には見なかった、接触冷感の寝具やら、シャツに使うと涼しさを感じるスプレー、携帯型の扇風機など暑さ対策グッズがずいぶん増えた。
それを駆使しても戦えば負ける。そもそも戦いたくないのに。

一番嫌いな理由は、他人を不快にさせるかもしれないプレッシャーが強いからだ。
混んでいる電車に汗だくで乗ったりしようものなら、自分の居場所がない。
隣の人に汗をつけてしまったらどうしよう、と思うと小心者はさらに汗ばむ。

さらに嫌いなのは虫が元気になることだ。蚊も屋外は暑過ぎて行動しなくなるらしいが、そんなやつが家に入り込んだら天国なんだろう。必ず数匹は夏の間に入り込んでくる。ここは適温環境の食べ放題なのかもしれない、と思う。
ま、彼らも命懸けなんだろうが。

蚊だけでなく、コバエも現れる。とうもろこしの皮?枝豆の殻?
出所はわからないが、あいつらも必ず家にくる。やはり天国なんだろう。
本当に天国に送ろうと思って手を叩いてもあいつらは素早い。
もしくはこっちが相当遅い。
昨日見たあいつが、二日後くらいにもまだいた時に
あれ?少し身体デカくなってないか?
と思うことすらある。
育ててしまったようで複雑な気分になる。

コバエを捕まえる罠を調べて自作したこともある。
少量のめんつゆを皿に入れておいておびき寄せると、そこに垂らしておく食器用の洗剤で仕留められる、となんかに書いてあったので試してみた。

ところが一日以上放置しても、めんつゆはめんつゆらしくそこにあって、
その近くを悠然と飛んでいったコバエを見た時の屈辱は忘れられない。
うちのめんつゆがご不満ですかっ!?
ぜひメーカーさんには、この辺も考慮した商品開発を望む。

(専用のアイテムも買ったことありますけどね。
うちの子には合わなかったみたいです。
他のとこには効果あるのだろうと思いますが)

夏が嫌いでなんか書いとこうと思ったのに、だんだんと
うちにはコバエがたくさんいるんです、みたいな話になってきた。
恥をさらしているようで、やっぱり汗ばむ。
やっぱり夏が嫌いだ。

(そんなに多くはないです、はい。)

追記
文章を書くことを習慣づける意味でも、ちょいちょいnoteを更新していきます。
おそらくなんの役にも立たないので、心と時間に余裕があるときだけお付き合いください。

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