マガジンのカバー画像

長期入院してしまったフリーランス

14
2019年夏、感染性心内膜炎で入院・手術をした記録です。
運営しているクリエイター

#医療費

長期入院してしまったフリーランス | #10 高額療養費制度

術後の経過も良好で、手術を行なった大学病院から家の近くの病院へと転院になりました。 というわけで一旦大学病院での会計を行なったわけですが、領収書と診療明細書をもらったので、興味本位で本来ならいくら治療費が掛かっていたかを計算してみました。 その額にして¥4,959,320。 心臓が止まっちゃうかと思いました。 が、ちゃんと健康保険や高額療養費制度などの救済措置があったので一安心です。今日も心臓は元気に動いてます。 まずは健康保険は言わずもがな、治療費3割負担となります。

長期入院してしまったフリーランス |#9 身体障害者手帳

今回患った"感染性心内膜炎"、治療のために大動脈弁を機械弁に取り替えたわけですが、なんと心臓の人工弁置換を行うと身体障害者1級に認定されるそうです。改めて体内に人工物が埋まってるって大変なことなんやなあと。審査があるので100%とは言い切れませんが、たいてい問題なく認定されるとのことです。 身体障害者手帳は住民票が登録されている各市町村窓口にて申請できます。申請に必要なものは以下の通りです。 ・申請書 ・指定医師の診断による身体障害者診断書・意見書 ・写真1枚 ・個人番号(

長期入院してしまったフリーランス |#8 からだが動くということ

今日、入院以来初めて屋外の空気に触れることができました。 暑い暑いという話は聞いていましたが、こんなに暑いとは思いませんでした。ただ、ちゃんと夏を肌で感じることが出来てなんだかホットしました。hotだけに。すみません。 手術が終わってあっという間に10日ほど経過しました。この10日間での少しづつ身体の機能を取り戻す過程は、ある意味生まれ直しているような感覚も覚えました。 最初はベッドから動くことができず、声が出せるようになり、おかゆはご飯になり、体を起こせるようになり、立ち