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20年前のアメリカ大陸縦断旅行(メデジン、2000年10月)

カルタヘナからメデジンというコロンビア第二の都市に向かう。メデジンと言えばコカインの麻薬カルテルの本拠地ということで有名であった。それとどう関係しているかまで詳しくは分からなかったが、街中に行方不明者のポスターがよく貼られていた。

まずはカルタヘナで出会ったホルヘを尋ねてみる。メデジンの少し手前の郊外である。もらった住所を頼りにしてカルタヘナからメデジン行きのバスを大分中途半端なところで降りる。本当にここでよいのかと思いながら歩いていって何とかホルヘの家に到着できた。そこでは想像以上の歓待を受けてしまった。近所の人を交えたパーティー、メデジンの市内観光、忘れられないのが庭で飼っている鶏をその場で絞めて鶏肉をご馳走してくれた。別れの際は涙を流しながら見送ってくれた。本当に情の深い優しい家族だった。

ホルヘ一家





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