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駆け出しエンジニアの皆様に知って欲しい事まとめ

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駆け出しエンジニアの皆様に知って欲しい記事をまとめました。 ※私が書いた記事のみをまとめます。
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記事一覧

【計画的偶発性理論】からキャリアの神髄を考えてみた

お世話になっております!食×ITの複合作家・内田です。今回はお題「#わたしのキャリア」に応募するため、私がキャリアについて過去ブログで書いた内容を、リライトしてみました。 ではここから・・ いまって若い人も、それなりの年齢の人も、キャリアに不安を抱えている人多いと聞きました。 いま自分のやっている仕事は、自分に合ってるか? これの正解なんて誰も解らないし、たとえ合っていたとしても、世の中に需要がないとキャリアを活かせません。 会社も戦略を変えていかないと、時代に置い

2002年頃のIT業界のSESはこんな感じでした。

私が初めてIT業界の入口として入社したのは、SES(System Engineering Service)と呼ばれるビジネスを生業としている会社。 今回は私がSESで体験したぶっちゃけ話を書いてみたいと思います。 誤解の無いよう先に書いておきますが、ここで話しているのは、2002年頃の話です。今ではルールも厳しくなったので、改善されている会社も多いと思います。 SESってそもそも何?今更、説明は不要かもしれませんが、SESとはエンジニアを顧客に派遣するサービスです。派遣

40代以降の転職は実際どうなのか?

若い方で将来のキャリアを気にしている人ってすごく多いと聞きました。 もし自分が40代になって何かあったら、すぐ転職できるのだろうか? ・・このような心配をされている方って多いのではないでしょうか。 こういう話って、業種によっても色々と変わってくると思うのですが、参考までにIT業界では、実際どんな感じだったのか?・・私が通ってきた道を包み隠さず書きたいと思います。 なお、この記事を書いている時点での、私の年齢は48歳です。 先にお話ししますと、私の場合、40代になってか

自分のブランディング化って結構大事!

仕事が出来るのに評価されない人や、仕事そんなにしてないのに評価されてる人って結構周りでみませんか?(嫉妬とかではなく) これって自分を演出する力が大きく働いていると思うんです。 解りやすい例としては、普段、謝ってばかりいると、相手にマウントをとられやすくなりますし、度が過ぎると理解が浅く、コミュニケーションがとりずらい相手に思われたりします。 かといって、どんなに非があっても謝らない人だと、対立が起きたとき、攻撃されやすくなったりするんですよね。 このように、普段の行

現場で感じた【課題管理】の有効性

前回はこちらの記事でPM(プロジェクトマネージャー)を初めてやったときに見えた世界について語らせていただきました。 でも、どんな手段が有効だったのかを書いていないまま、前回は終わってしまいましたので、今回はすごく有効だった手段の1つである【課題管理】について語りたいと思います! 何故、課題管理が必要なのか?何故私が課題管理をこんなに推すかといいますと。 課題管理が行わないとこんな事が起きてたからなんです。 ・関係者各位からいつも不安の声が絶えない ・問題が次から次へと

責任分界点の宣言と共通認識はトラブルを減らす特効薬

業界によってはこれが徹底されているので人によっては「何当たり前の事言ってんすかww」と思われるかもしれません! いやでも、ホントにその通りなんです。これは本来当たり前だと思わなければいけないのですが、IT業界ではここを曖昧にしたまま、案件を進めるベンダーさんって、実はいまでも結構多いのです。 IT業界で働いている方!心当たりがあったりしませんか? 責任分界点とは「作業範囲」みたいなもので、要はどこまでがサポート範囲なのか・・という部分。 IT業界では、ここが曖昧なまま

ユーザーの役割とベンダー責務のコンフリクト問題

ベンダーコントロールってポジションご存じですか?ネットで検索すると大体こんな感じの事が書いてあります。 システムの開発・運用業務の発注やシステム関連製品の購入・導入などに際し、自社と発注先事業者の間で連絡や利害調整などを行う つまり、システムを発注する側の調整役なのですが、このポジションの人とベンダーってすごくトラブルが多いのです。ここからは発注する側を「顧客」発注を受注した側を「ベンダー」と表現します。 顧客=ベンダーコントロールの人=「ユーザーの役割」を調整する人だ

最近気になる言葉「希少性」

最近、どの業界も競争は熾烈なので、競合と自分の立ち位置を分析をするため、こういうディスカッションに参加する事も増えたのですが、そのときにちょいちょい出てくるキーワードが「希少性」 最近この言葉がすごく気になって、色々調べてたので、自分の引き出しとして意識できるよう、noteでアウトプットしたいと思いました。 私的に今回のお話は、売れるモノを作るには、知っておくべき知識だと感じています。 希少性とは?まず「希少性」をざっくり言うと。商品やサービスが限定的な場合、より魅力的

ITエンジニアあるある #全角を文字列から瞬時に見つけられる特技が身についていた

今回のお話は、エンジニアの方はあるあるとして楽しんでくださいw 非エンジニアの方は、エンジニアを知るための材料にしていただければと思います! ちなみに、私がエンジニア時代に、よく同僚と実際に盛り上がっていたノンフィクションです。 全角を瞬時に見つけ出せる 現場のエンジニアを経験した人は、文字列がものすごく沢山ある中から、どれが「全角」をすぐに見つけだせるスキルが備わっています。 例えば、簡単なHTMLだとこういうのです。 <a href=”https://yossy.

サービスの競合と熾烈な戦いを勝ち抜くための知恵

今回お話する内容は、製品の仕様を考えるときに、私が参考にしている知恵のお話ですが、もちろんそれ以外のケースでも使えると思います。 例えば、私が従事しているSaaSの世界では、サービスは星の数ほどあるので、どんな路線で攻めても、必ず競合がたくさんいて、いつも脅威にさらされます。 例えば、こんなレッドオーシャンな世界で、サービスの方向性や仕様を考えるとき、ニッチなとこを狙えばいいのか?競合と同じ事をできるようにしたらいいのか?・・のように、いつも多くの人が厳しい選択を迫られて

ITベンチャーってどうなの?ってよく聞かれるので記事にしてみました

私は今もITベンチャー企業に所属していますし、ベンチャーの世界にはいってからそれなりに長くなってきたので、よく若手の方から・・ ベンチャーってどうなんですか?めっちゃ大変なんですか? なんて聞かれる事がちょいちょいあります。 何で大変だと思うの?と聞いてみると、ベンチャーをこんな風に言う人が多いみたいなんです。 レールの敷かれてない道を、ひたすら自分の力で進んでいかなきゃいけない厳しい世界だ! いやいや、この表現自分からしたら、ちょっと大げさですし、しかも表現がネガ

キャリアパスって一体何なんだろう?

今ってキャリアに悩んでる人がすごく多いって何かで知りました。それで思い出した話を今日は語ろうと思います。 私の本職はIT業界の話なんですけど、若いころよく「目指したいキャリアパスは?」なんて聞かれました。これを設定したところで、キャリアパス通りに進めさせてくれる会社なんてあるのかが疑問でした。 例えばSESなんかは、お客の案件とやりたい事やスキルが合致してるのが理想です。でもそんな都合よく、案件と人材が都合よくマッチしていますでしょうか? 少なくとも、私は自分の目指して

IT業界でこれから頑張る方が知っておいて欲しい事。

これからIT業界を目指す、駆け出しエンジニア・非エンジニアの方向けに有料のマガジンを作成しました! 私の経験をもとに、IT業界を生き残る為に必要な考え方についての過去記事をまとめました!単体で買うよりマガジンの方が安いです! もし需要があったらシリーズ化したいと思います! 別ブログもよろしくです!

答えを出しすぎて「思考停止」をさせてしまうリスク

今回のこのお話は、自分の失敗談みたいなお話です! 例えば、何か解らない事があったら人に聞きますよね。これ悪い事じゃないし、聞かれた方も役に立つ知識をどんどん人に教えるのは当然の事だと思います。 私もこの業界長いですし、アドバイザー的な立場の役割を求められる事が多いので、普段から何かを聞かれる事はかなり多いです。 振り返って考えてみる振り返ると、私は聞かれた事に対して、情報を普及させようと思い、プロセスから答えを一貫して毎回詳しく教えてました。ただ、ここでよくなかった点が