パーカー

「Bird symbols」カバーライブ考1

10/1(土)の京急蒲田「cafe QUAD」でのライブは、チャーリーパーカーのアルバム「bird symbols」掲載曲を全部やってみようという試みをしました。

収録曲)1. Moose the Mooche 2. Yardbird Suite 3. Ornithology 4. A Night in Tunisia 5. Bird's Nest 6. Cool Blues 7. Bird of Paradise 8. Embraceable You 9. My Old Flame 10. Scrapple from the Apple 11. Out of Nowhere 12. Don't Blame Me

Personnel: Charlie Parker (alto saxophone) Lucky Thompson (tenor saxophone) Miles Davis (trumpet) Dodo Marmarosa, Errol Garner, Duke Jordan (piano) Arv Garrison (guitar) Vic McMillan, Red Callender, Tommy Potter (bass) Roy Porter, Harold "Doc" West, Max Roach (drums)

まず、チャーリーパーカーについて:

Charles Parker Jr, 、1920年8月29日 - 1955年3月12日)は、ジャズミュージシャン。アルトサックス奏者でコンポーザー。1940年代初頭から、モダン・ジャズの原型となるいわゆるビバップスタイルの創成に、ディジー・ガレスピーと共に携わった。これにより「モダン・ジャズ(ビ・バップ)の父」とも言われる

「バード」の愛称は諸説あるが、そうとうのチキン料理好きだったことから由来が有力そう。ビバップはバード一人で成し遂げたものではなく、当時のジャズに飽き足らず、仕事の後に夜な夜なミントンズ・プレイハウスに集まっておこなわれた若手のジャズメン(チャーリー・クリスチャンやセロニアス・モンク、ケニー・クラーク、ディジー・ガレスピー等々)のジャムセッションから生まれた

アルバム「Bird Symbols」1946~47:

バードの死後、未亡人のチャンによって編まれたダイアル・セッションのオムニバス盤.ダイアル録音のベスト盤。パーカーの3番目の妻、ドリス・パーカーが作ったレーベル、チャーリー・パーカー・レコードの作品として、また別の意味がある。ダイアル時代('45〜'47)のみなので、サヴォイ録音('44〜'49)の作品は当然入っていない。

19歳のマイルスはパーカーに見出された。

ジャズ・トランペッターとしての純粋なテクニックという面から言うと、マイルスと同時代で彼より上手だったトランペッターは、ディジー・ガレスピー、クリフォード・ブラウンに始まり、フレディー・ハバード、ケニー・ドーハム、ブルー・ミッチェル、リー・モーガンなどいくらでもいる。

マイルス自身、ディジー・ガレスピーと一緒にチャーリー・パーカーのバンドにいた時から、「どう頑張ってもガレスピーのようには吹けない」とコンプレックスを持っていた。

それを物語るように、今日の曲中速い曲はお休みしてるんですねえ・・・。

ついでに言うと、

収録曲の全てが、パーカーをフューチャーするだけに、サイドメンのソロがなかったり、時間も3分前後とカッティングの都合ではしょっていたり。

いきなりパーカーのソロで始まって、本来のテーマが出て来るのは最後の数小節(それも、マイルスtpが担当)

エンディングもしょぼい。

しかし、そのスタイルはパーカーの録音の殆どに言える事みたい。

また、後半バラードが多いのはA面でヒットを狙ったからのように思えます。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?