【HP用下書き】AIが進歩したら、技術職はほぼ不要になりそうな件についてどうすべきか

こんにちは
吉岡よっしーです。

今回は、AIについての話題で、今後は技術職はほぼ不要になるのではということについて考えてみます。

最近、私はメーカーでの技術職に転職しまして、今後は技術畑の人間として情報発信していくのもいいかと思っていました。

これまで、イラストレーターの個人事業主としてイラスト漫画制作を受注したり同人活動をして生活していました。
最初は新卒で就職して、いったん退職して個人事業主になりました。
このような個人事業主とはいわば一人会社の経営者です。

実はこれが向いていなかったのか、あまり作業もはかどらないし体調を崩してしまうに至りました。
そして現在、また会社員に戻ったところ、元気になりバリバリ働くことができるようになったわけです。


私は人と関わることが極端に苦手です。
そのため、絶対に営業などは無理だろうとわかっていたので最初から触れないようにしていた職種です。
ところが、個人事業主のような経営者も結局は人を意識しなければなりません。
どんなコンテンツを生み出せば喜んでくれるか、顧客サービスもちゃんとやらなきゃ、など、正直、人間関係の構築が得意な人でないと、例えばYouTubeやブログといった副業(経営)はやっていけないのではないかと思います。
やはり学生の頃から友達とのやりとりの経験を多くしていて、なんとなく「常識」がわかっている人がそういったコンテンツ産業でも人気なのではないでしょうか。
自分は陰キャですとかコミュ障ですとか友達いませんでしたと公言する人もいますが、本当にそうなのかと疑ってしまいます。
実はちゃんと友達も彼女もいた勝ち組の人たちが人気になっているだけなのではと思います。
私のように、学生時代は休み時間も放課後もほとんど誰ともしゃべらず過ごし何の思い出もなく今では完全に友達も知り合いもゼロという人でうまく言っている人はいるのでしょうか。

やはり結局は人相手に仕事しなければならないためか、作業もはかどらず、経営者なのに普通の会社員の労働時間よりかなり短い時間しか作業していませんでした。


そこで私は現在の会社での技術職に落ち着いています。
転職してからすこぶる調子がよくなりました。
最近は、会社なんて辞めて好きなことをしよう的な風潮がありますが、その同町圧力につられて会社を辞めて色々やってみたのですが、向いていないことがわかりました。
だからこそ今後は、分業された技術職をやっていこうと思ったのでした。
仕事自体は営業や経営層の人がとってきてくれているので、技術職はただ要求仕様通りのものを造ればよいだけですので完全に分業されています。
この状態がおそらく自分にはかなりマッチしています。


そうやって人相手の仕事を避けてたどりついた現在の職業ですが、ここでAIのことを考えると、技術職こそ、真っ先になくなる仕事なのではないかと思います。
つまり、どれだけ専門性を身に着けてもほとんど意味がなくなりますし、情報発信をしたとしてもこれも意味がない可能性が高くなります。
なぜなくなるかというと技術職とは「最適解を見つける仕事」だからです。
技術職が何をやっているかと言うと、部品の選択肢、物理的な制約、コスト、納期など様々な情報を総合して、最も利益を得られるように機械を設計することであり、つまりあらゆる情報と計算力さえあれば最適な設計は論理的に決まってしまいます。芸術のように奇をてらう部分など一つも要りません。
これこそAIの得意分野ではないでしょうか?
しかも技術職のアウトプットは要は図面、部品表というデータですからパソコン完結しますので、パソコンの中にいるAIで事足ります。
これが例えば金属加工業者なら、アウトプットは金属部品ですし、食品業者ならアウトプットは食べ物ですからコンピュータ内では完結しません。
このようにコンピュータの中で完結してしまう仕事は早いうちにAIに代替されていくのです。

せっかく、自分の向いていそうな職業を探し当て、今後その専門性を身に着けていこうと思ったところが、AIのことを考えてみると、それもどれだけ意味があるだろうかと考えさせられるのでした。

皮肉なことに、避けてきた人相手の仕事こそ最後まで残るものだと思います。
AIが発展していく世の中、結局身に着けるべきは人間関係のスキルなのかもしれません。
これが極端に苦手な私は全く食指が動きませんし、向上できる気がしません。

今後、AIは技術職の仕事を担当し、加速度的に最適解を見つけて超短納期で低コストで高性能な機械を生産し続けるでしょう。

そうなったらどうすればよいでしょう。

これはもう、どんどん技術を進歩させていってもらってまだまだ未発達な分野を発展させていってもらうのがよいのではないかと思いました。
AIのリスクなどについてはややこしくなるので今回は触れないことにしておきます。

まだまだ発展途上の分野として思いついたのは、宇宙と再生医療です。

宇宙における文明の発展度をレベル分けして示した、カルダシェフスケールというものがあるのですが、現在ではレベル7まで規定されているようです。
さて、現代の地球の人類の文明はなかなかのものなのでしょうか?
実はカルダシェフスケールでは地球はレベル1にすら到達していないのです。
まだまだ発展の余地があるのです。
カルダシェフスケールでは、人類が消費するエネルギー量で文明の発展度を評価しており、つまりエネルギー消費が多く、エネルギーをより多く得る手段を持っているほど文明は発展しているとみなされます。
レベル1は「惑星文明」と言われ、これはその惑星でとれるすべてのエネルギーを得ることができます。
このレベルになると天候もコントロールでき、再生医療が発達して人類の寿命は100~350歳ほどになるという説も聞きました。

また、最も地球から遠く離れた人工物と言われる宇宙探査機に「ボイジャー1号」があります。
ボイジャー1号は2012年にすでに太陽圏を脱し、現在、地球から約240億kmの彼方で秒速約17kmほどで地球から遠ざかっているそうです。
宇宙探査機の話はなかなかロマンあふれるものですが詳しい話は今回は触れないものとします。
このボイジャー1号ですら次に太陽系外の恒星系に接近するまでにあと数万年もかかるそうなのです。
これを聞いて、私が生きているうちに地球外生命体の情報を目にすることは無いだろうなと思いました。
どんどん進歩しているとはいえ宇宙の分野はまだそのようなレベルです。

AIが加速度的に技術的な仕事をしてくれるなら、こういう分野をやっていってもらいたいと思ったのでした。

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