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水耕栽培を始めるために魚液肥を自作してみました

ベランダの家庭菜園も一段落したので、そろそろ水耕栽培を始めてみようと思い、色々道具を揃えてみました。
というのも、何種類か野菜の種をプランターで発芽させてみたのですが、毎日水やりができていないせいか、発芽までにかなりの日数がかかり、発芽後も思ったより成長が遅いことに気づきました。
もしかしたら野菜の発芽と初期の成長は、水耕栽培の方が効率的なのかもしれないと思ったからです。
それにしても最近の100円ショップは、水耕栽培用の道具や材料がそろっていてすごいですね。
ダイソーで豆苗栽培用のキットとハイドロボールを用意しました。

100円グッズで気軽にお試しで水耕栽培ができるのは有難いです。

道具はそろったのでいざ水耕栽培を始めようとしたところ、もう一つ必要な材料がありました。
それが液体肥料(液肥)です。
どうやら1週間に1回くらい液肥を使うと、野菜の成長が促されるらしいです。
有名な液肥にハイポネックスと呼ばれるものがありますが、ひょっとして自作できるかもしれないと思いネットで調べてみると2種類の液肥が紹介されていました。
それが米ぬか液肥と魚液肥です。
米ぬか液肥は、米ぬかと水を混ぜて放置しておくだけらしく、魚液肥は魚のアラと砂糖を混ぜて放置しておくだけで作れるらしいです。
米ぬかは、いつも有機米を買っているお店で無料に手に入るので、米ぬか液肥は無限に作れそうです。
ただ、米ぬか液肥をよ~く調べると、どうやら臭いがすごいらしく、ベランダで放置するためには、少し準備が必要なので、後回しにすることにしました。
魚液肥は、手軽に作れそうなので、まずは魚液肥を作ることにしました。
とはいっても、魚のアラが必要です。
ならば魚を釣ってこよう・・・というわけで先日釣りに行ってきました。
さて、その日はちょうど台風が通過した直後の晴天で、海の色が大変なことになっていました。

まるで赤潮のような海の色になっていました。

ということは、海の中も大荒れになっていて、これは魚釣りどころではないかも・・・という不安が頭をよぎりました。
周囲の釣り人さんたちも釣れている様子がなく、さらに不安が増しました。
今回は、先日自作した魚粉と賞味期限が過ぎたパンをパン粉にしたものをブレンドして、コマセ代を節約するために自作のコマセを作ってみました。

魚粉は釣った魚のアラを干してミルで細かくしました。

仕掛けはいつものトリックサビキにして、今回のエサはシーフードミックス100円分のみです。
幸いにも第1投目でアタリがきて、釣れたのが海タナゴでした。
そして、第2投目で釣れたのが20cm越えの海タナゴでした。

良型の海タナゴが釣れました。

第3投目はクサフグで、すぐにリリースしました。
結局この日は4投目以降は、ぱったりアタリがなくなり、台風直後の海の渋さを実感しました。
釣った海タナゴは3枚におろし、アラはすべて魚液肥にしました。

かなり前に作ったレモンの砂糖漬けの残りを再利用しました。

魚液肥はジップロックを2重にして、タッパーに入れて室内で常温で保管することにしました。
今後は魚が釣れるたびに、魚のアラと砂糖を追加していきたいと思います。
それにしても、これまで捨てていた魚のアラが液肥に変わってくれるとは驚きです。
液肥も自作することができれば、液肥代も節約できますね。
ところで海タナゴの切り身はムニエルにして、次の日のお弁当のおかずにしました。

海タナゴのムニエルと有機野菜のチャンプル、お豆さんの小鉢付き

今回ムニエルを作るにあたり、初めてピンセットで切り身から小骨を抜く作業をしてみましたが、ムニエルを食べてみて、全く小骨を気にすることなく美味しくいただくことができました。
液肥の材料も手に入り、お弁当のおかずも手に入り、さらに100円だけでアタリを楽しめる釣りは最高です。

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