見出し画像

後から気づく年長者の教え

職場や地域の年長者で、なんやかんやと口うるさく指導する方はいませんか?

面倒くさいな、ムカつくなぁと思うでしょうけど、昔と違って、年々そういう人は少なくなっていますよ。
心を閉ざしてシャットアウトしてしまうと、自分にとってマイナスになるかも。
今はわからなくても、実はありがたいことだったと後々気づくかもしれない。

布袋おじいさんは会社のOB

仙台・八幡町界隈を歩き、懐かしい町の風情を感じながら、昔、担当していた取引先の店主を思い出しました。

その方はヨッシーが働いていたメーカーのOBさんで、東北営業部の売上の柱となっている部門の功労者だったんです。
退職なさってからずいぶん経ち、おじいさんの年齢でしたが、いつも朗らかで、外見は布袋さんのようなパワフルな個人事業主でした。

ちなみにこっちの布袋さんです

OB布袋さんによるセールス育成

辞令が出て、OB布袋さんが在職時に牽引していたその部門を担当することになったヨッシー。
その部門を女性セールスが担当するのは、社で初めてのこと。
超絶繁忙期には男性社員もボロボロになるキツさなので、(なんで私がやらなきゃならないんだよ)と体力的にも不安しかありませんでした。

OB布袋さんは不慣れな私に、段取りから月次業務や開拓方法、年間の中で最も重要な超絶繁忙期の実務・・・等々、同行OJT!の中で、ていねいに教えて下さいました。
ちなみに布袋さんは嘱託さんではなく【OB】で、取引先の個人事業主です。

基本的に素直に教わっていたヨッシーでしたが、OB布袋さんの昔ながらの業務に時間がかかりすぎて、他の取引先にしわ寄せがいくことも(苦笑)
あと、取引先ですけどOBですから、条件交渉やら細々したところで、『わがままなおじいさん』になり、対応に苦慮することもありました。

でも、今思えば 『人情味あふれるおじいさん』だったなぁ。。よい思い出としてよみがえってきます。

そして、OB布袋さんが指導して下さったおかげで、ヨッシーはその後、めきめきと数字を伸ばし続けることができました。
一見まわり道的な「昔のやり方」が、実はまちがいなく結果につながるとか、その部門特有の本質を教わったおかげですねぇ。
ありがたいことです。

中島丁公園のツバキ(仙台市青葉区八幡)

成功した年長者の教えから学ぶ

冒頭で書きましたが、年長者の教えはまず聞いておいた方がいいです。
昔のことだとか自慢話なんて聞きたくない!なんて思わずに。

中には全然ためにならない場合もありますけどw、最初からシャットアウトじゃなく、聞いて咀嚼して実行してみる。

よく聞きますよね。素直が一番って。
素直じゃなかった私は、損したことも多々ある。
思いが強いからといって、他人の意見を聞くことができないのは、自ら可能性を捨ててしまってる。

いちいち肩肘はらずに、ゆるやかに、素直でいるのが一番ということです。
仕事だけじゃなく、人生もそうありたいなぁ。

読んでいただきありがとうございました。
ヨッシーより


❁プロフィール ヨッシー

キャリアコンサルタント
元消費財メーカー営業職。地域特性を活かした店舗ブランディングと地域密着型販売促進が得意。
多種多様なクライアントに伴走した経験を活かし、人のよいところを見つけ、個性をポジティブに活かすスタイルです。
HP https://yossy-presence.net/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?