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たまには振り返ってみる

過去には戻れない。

とは分かっているけれど、過去の「うあぁぁぁあ」という恥ずかしい思い出さえあれば、いつだってその瞬間に戻れる気がします。

これってあれじゃない?
ある意味タイムマシンなんじゃないの?

しんどい思い出って、なんでこんなに強烈なんでしょうかね。笑

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さて、面白がれるモノならいいのかもしれませんが、中にはネガティブな気分に引き込んでくる思い出というのもあるものです。

そう、あんな思い出やこんな思い出や…ネガティブな記憶って、ひとつ湧いてくると、芋づる式にどんどん繋がって出てきますよね。
そうなるとしばらく「しんどいタイム」がやってくる。
もともとネガティブ寄りの私は、そこにハマると長いので笑、できるだけさっさと「通常モード」に帰還するよう心掛けています。

でも、今日は珍しく、過去のネガティブな自分を振り返ってみたくなりました。
なんだろう、WBCの優勝で元気をもらったからかな?笑

さて、振り返るのは4年前の自分。
とにかく自己肯定感が低くて、自信がないのに自信があるふりをしていて、他人から指図やアドバイスをされるのが嫌い。
なんつうプライドの高いおばちゃんだったのでしょう。笑

さらにそれらを拗らせて、鬱状態に陥りました。いやしんどかった。

すべては「他人は私を傷つけてくる存在だ」という認識が原因だったと思います。
その認識は長い年月をかけてゆっくりと培われたもので、そうそう簡単にポイっとできるシロモノではありませんでした。

クラスメイトはみんな私をバカにしてる
家族は私を疎ましく思っている
恋人が私を大事に扱うはずがない
誰も私を好んではくれない

これらはいまだに、ことあるごとに浮上してきます。
子どもの頃の体験や記憶が影響しているのは間違いないのですが、それをさらに大きく育てたのは、私自身の「ネガティブな土壌」でしょうね。
悲劇のヒロインみたいな気分に浸っていたのもあると思います。
ちょっと気分がいいんですよ、そのエリアにいると。笑
現実には、両親が不仲で家にいるのが辛かったり、同級生から地味に嫌がらせされたり、美人でも可愛くもなかったり。
まぁあるあるなんだけれどね。
しんどいことがたくさん転がっている。

「悲劇のヒロインエリア」はそんな自分でも物語の主人公になれた気がして、居心地がよかったのです。

もちろん、そこにずっととどまって生きていくこともできる。
でも私は「そうじゃない方」で生きていくことにした。
だって、「悲劇のヒロイン」は居心地がよかったけれど、わたしが夢見るしあわせではないんだもの。笑

私は身も心も風通しの良い環境でいたい。
人をうらやむことよりも、自分の楽しみを求める。
他人にも自分にもやさしく。
文句じゃなくて感謝を口にする。
笑顔を大事にする。

そんな感じで生きていきたい。いや、生きていこう。
そう決めました。

さて、そう決めてから結構な期間が経過しましたが、4年前の自分と比べると、まるで別な人間のようです。

あの頃は「できない」「私なんか無理」という思考が強かったけれど、いまは「できるようになってきた」「いける」という思考の方が優勢。

それだけでもう別人じゃない?
笑。

まぁもちろん、私の思考の根っこは「ネガティブな土壌」に繋がってますのでね笑。
うっかりそちらに落っこちることもありますが、そんなときは「あ、落ちた」って分かるので大丈夫。
自覚さえできていれば対処できますからね。
まぁ、対処といっても「寝る」「マンガ読む」「youtube見る」とかそんなんですけど笑。

人間って変わることができるんだなぁ。
なんだかしみじみ。
(単純だな)

もちろん、急に劇的な変化をすることはないし、いつでも過去の自分に戻ることもできます。
(タイムマシン方式とでも呼びますかね)
ダイエットと同じで、結局は「習慣を変える」ことが大事なんだな。
急な減量をしても、その期間が終わったら戻るじゃないですか、体重。笑
習慣を戻したら、それに見合った自分に戻るだけです。

生活習慣も思考の習慣も同じで、小さくひとつずつ変化を加えていくことが、習慣を手に入れる近道なんじゃないかね。

在りたい自分で在るために、これからもちいさな変化を積み重ねていこうと思います。


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