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行政法、苦戦中

現在、伊藤真試験対策講座『行政法』を読んでいるところです。ここ数年で一番くらい、僕にとっては衝撃的な読書体験です。せめて高校生くらいのときに読んでおけば良かった・・。毎日のテレビ報道やニュースがめっちゃ楽しくなったやろうし、これまでテキストに沿って散々読んできた判例要旨に、行政法の知識がないと意味不明な箇所がたくさんあることにも気付きました。分かってなくても日本語で普通に読めてしまうので、実は大事なことを読み落としているのに気付かないのですね。

違法だけど有効とか、何て歯切れの悪い・・とずっと思っていましたが、裁判官が行政に忖度しているわけではなかったのですね。中学・高校の社会で習った三権分立が端的に表れれている箇所だったとは・・。ほんと反省してます。

国会が作る法律と、行政立法の関係とか、司法による法令の審査が及ぶ範囲とか、ほんまうまくできてるなあと結構感動してます。知識で「三権分立」というスローガンを知っていたからってそれが何だったんだろう。くそう。


ところで、学習の進度に関しては大苦戦中です。

テキストの内容は面白く読めるのですが、章末の短答過去問題がちゃんと解けるか確かめてみると意外とできない。行政法は条文が少ない分、テキストで整理・記述された原理や概念が【判例】にどう反映されているかをきちんと追っていかないといけないのですが、それがなかなか難しい。

一問一答みたいに整理するのは無理っぽいので、知識の整理の方法に一工夫要りそうです。これまで僕がしてきた仕事や勉強の経験で応用できそうなものは無さそうです。さあ、どうしよう・・。

ともあれ、おもろいおもろいと漫然と読み進めていたら、後で何も残ってなくてえらい目に遭うところでした。

「求めよ、さらば得られん」

一応、経験上、この言葉の妥当性は信じてます。何とかなるやろう。。


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