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「暮らすような旅」の先に目指す姿

2021年の11月頃、POOLO参加費を入金したことを鮮明に覚えている。
新しいコミュニティに属せるワクワク感で胸がいっぱいだった。

「自分の豊かさって何だろう?」
「ただ、旅をするだけじゃ物足りない」
「映像の観点で力になれる場面があったらいいな」

POOLOが始まる前のnoteに
私はこんなことを書いていた。

実際に9ヶ月のプログラムを終えてみると
「やりきったー!」という達成感より
「もっとこうすれば良かったなぁ」と思うことの方が多い気がする。

POOLOで1番、学んだこと

9ヶ月間で学んだことは「やりたいことがありすぎる」ということ。

・世界一周をしたい
・お金を稼ぎたい
・自分の総合的なスキルを上げたい
・じっくりバカンスしたい
・YouTubeで10万人目指したい
・美味しいタイ料理を作れるようになりたい
・世界中に友達を作りたい
・お母さんになりたい
・パグを飼いたい
・新しい事業をスタートさせたい
・麻斗くんと毎日笑顔で過ごしたい

これはたった一部でしかなくて
「やりたいこと」「チャレンジしたいこと」にフォーカスすると
1回だけの人生じゃ収まりきらない。

でも、人生はみんな平等に「たった1回だけ」
いつ終わりが来るのか分からない、いつ病気になるかも分からない。
だからこそ自分の力で叶えられる夢は、出来る限り叶えていきたい。

2021年11月 
POOLOが始まる前の豊かさは「飲んで話して遊ぶこと」

「自分の豊かさに向き合う時間を日常的に作る」
ということがPOOLO卒業後の目標となった。

他の人の豊かさに目を向けるのは、その先にあると思った。
正直、POOLOに携わっている人は驚くほどみんな優しい。
相手をリスペクトする心の余裕を持っている人が多いと感じる。

そんなPOOLOメンバーのことを「すごいな〜!」と思う反面、
相手を深く知ることに時間を使えていない現実の自分が苦しかった。

自分を守る選択していた私

POOLOに入って、自分のキャラクターにも変化を感じていた。
それは「結婚」というターニングポイントが大きく影響していると思う。

大前提、私は夫のことが大好きだし、人として信頼している。
POOLOのみんなが快く受け入れてくれたことが、私はすごく嬉しかった。

今は夫と2人旅暮らし、一緒に仕事もしている。
仕事は夫から学ぶことが多く、思考もかなり影響を受けていると思う。
パートナーから学べるという素晴らしい環境にいる反面、
「私らしさ」は弱まっているのかなと感じたPOOLO期間だった。

多くの思考が、「夫(仕事の上司)だったら、どうするか?」
という観点で見ていた自分に気がついたんだ。

POOLOに所属する同世代の子は「個人」として輝く人が多い中で
私は夫の力を借りながら生きている。
有難いと思う一方で、自分の無力さに虚しさを感じる時もいっぱいあった。

立ち上げたばかりの夫婦二人三脚の会社では
自分のことをゆっくり振り返っている時間は無くて、
今の私の能力では、目の前のことに取り組むことで必死すぎた1年だった。

たしかに、1年前の自分より出来るようになったことはたくさんある。
1人で撮影も出来る、編集も出来る、YouTubeの裏側も出来る。
なのに、何かが物足りない。

それは「自律した自分」を育てることでしか
得られない感覚なんだと気がついた。

私が作りたい「豊かさと向き合う時間」

だからこそ決めたことがある。
これからの1年で、自分の仕事として「動画を100本制作すること」

1時間の撮影時間で、1分の動画制作。30枚の写真撮影。
企画・撮影・編集を1人で行う。

その際の料金は、お客さん自身に決めていただく。

POOLOのCM部に携わって、メイキングムービーを作った時に
シンプルに楽しかった自分がいた。

そして、喜んでくれた人の反応を見れた時に、
自分の豊かさと向き合う時間になるかもしれないと気づきがあった。

私がPOOLO期間でもっとやればよかったなぁと思っていることは
もっとメンバーのことを知って、自分の視野を広げることだった。
結局、人は人でしか変われない。

自分らしさが薄れていることを感じたと夫に伝えた時、
自分の経験を愛せるようになるためには、
もっと色んな人に会って、いっぱい話してみたら?と背中を押してくれた。

もしかしたら、私は「みさき」として認められたいだけなのかもしれない。
でもたった一度の人生、やりきることに意味があると思った。

自分勝手な私が世界一周の後に見る世界

みんなの屈託のない笑顔を見て、
正直「羨ましい」と思う瞬間がたくさんあった。

そんなことに羨んでいる自分は
もっと人と会って、もっと自分を磨くべきだなというのがPOOLO9ヶ月間での答えだった。

私は当初、貯金を切り崩さずに世界一周に行ければそれで十分幸せだと思っていた。
でも、POOLOでの9ヶ月間を過ごした今、それは自分の豊かさではないと思っている。

自分を豊かにするために世界一周の旅へ出かけるが、
人の役に立ちたいと思えた時、頭の中に「旅」という経験を通じて得た、たくさんの引き出しを用意しておきたいと思う。

同世代のメンバーだったからこそ、
楽しい瞬間、羨ましい瞬間、苦しい瞬間があった。

POOLOでの出会いを糧に
さらに自分を豊かに出来るように進んでいこうと思います!

夫婦共々、遊んでいただきありがとうございました🌞
これからもよろしくお願いします✌︎

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