Fade Away
若い頃、
自分の鍵は自分のものだと思っていた。
自分がなりたいものは、確かにあった。
今ならわかる。
全てのドアはもう
塞がれてしまったんだ。
空虚な生活。
その日々は決して終わることはなかった。
考えもしなかったよ、
人生がもたらしてくれるものが
何なのかを。
空想が現実のものになった今、
自分は何を感じているかが
よく分かるよ。
君の写真がある。
こいつを僕が着色しようと思う。
もう、君はもうこれ以上
この辺りには住めないようだから。
そのドアのカギを
二度と目にすることはない。
僕らが唯一わかっていること。
それは、妥協をするということ。
生きているうちに、
少年時代の夢は、
色褪せてゆく
色褪せてゆく
僕の人生は今、折り返し地点。
最善だと思うことがある。
伝えておかないとね。
夢は見ておくことだよ、
見ることができるうちに。
僕の言ったことが
いつか、分かるときが来るから。
生きているうちに
少年時代の夢は
色褪せてゆく
色褪せてゆく
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