【kindle版】「強者の流儀」でメンタル、フィジカル最強を目指す。
男なら、メンタル、フィジカル共に最強になりたいですよね。格闘家でYouTuberder、現代日本ので知力、体力、全てそろった男。朝倉未来において他にはいないでしょう。
路上から、表舞台を一気に駆け抜ける、戦国武将のような人。
朝倉未来の著書「強者の流儀」を読んで、最強の男の知恵と勇気のエッセンスを吸収しちゃいましょう。
【最強の男の語る強さ】
1.客観視できる人は強い
格闘家の強さと、日常的生活での強さは違うと思いますが、そんな中で、両者に共通し、人生のあらゆるシーンで大切な事を、朝倉未来は
自分を客観視する、というです。
自分を客観視できれば、自分の強みや弱みを地企画に把握できます。
孫氏の言葉に「敵を知り己を知れば百戦殆からず」というものがありますが、適を知るだけでなく、自分をしることがとても大切です。 本文より
と語っています。格闘家で孫氏の兵法を学んでいる人は、あまりいないように思います。試合を将棋のに例えたり、やはりこの男はただ物ではない。
第一章から、格闘家にして言語能力の高さも一級品です。
また客観視して弱みばかりに注目する人は、客観視できてないとも言います。弱みの中に光るものが必ずあるはずだとも言っています。
2.強者にはゆとりがある
これは日常のことだけではなく、格闘技においても言えることですが、余裕がある人には強さを感じますね。 もちろん、余裕がある風に演じているだけかもしれないのですが、虚勢を張っているだけだなと思われないレベルで演じることができているなら十分でしょう。本文より
些細なことで怒る人や、お客さんの立場になったら急に偉そうにする人、ちょっとしたミスを突いてくる人、そんな人は余裕が無い。
人を許せる余裕がある人が、ホントの強者だと言います。
かれのYouTubeのしゃべり口を見ると、ウソを言えない正直な物言いには、強さを感じますが、同時に弟、朝倉海にドッキリ仕掛けている時のお茶目な感じは、ホントに路上で喧嘩ばかりしてきたのか?と疑います。
プロのいるジムに行ってていつも感じることが、強い人ほど試合とプライベートのギャップがすごい。普段は優しく教えてくれるのに、試合では別人の人多いです。ホントに。
【ネガティブで損してない?】
性格だともいえるかもしれませんが、ネガティブな考えで損してるな~って思う事ありますよね。
朝倉未来本人はめちゃくちゃポジティブと言ってますが、彼もはじめからそうではなかったんだ。
実は、僕も最初からポジティブだったわけではないんです。ただ、ネガティブなままでいても、何もいいことがないなって気づいたんですよ。そうして考え方を変えたら、人生がいい方向に向かっていっていると思うので、これを読んでいるあなたにもおすすめしたいです。本文より
希望が持てますね。イケイケでポジティブだと思っていましたが、始めからではなかったと、ポジティブ思考は作れるもの、作るもの。今から意識を変えていくしかないでしょ。
【キライなものはキライとはっきり】
キライな物、事、正直にキライって言えますか?人に嫌われたり、嫌な思いさせたりするなら、適当に流しとけばいいかって、強者は違います。
嫌いなものははっきり嫌いと言うし、嫌なものには付き合わない。本文より
本文で八方美人にもなるなと言っていますが、裏表なく正直に生きていれば信頼する仲間ができるし、自分を素直に出して生きていく事ができる。
YouTubeでも言っていましたが、自分の祝勝会などでも途中で帰ったりしてい行く。その時の気まずさよりも、自分の感覚を優先して生きる。そんな行為が成功につながっているんですね。
【視野を広げる】
路上で絡まれたら。
また、そもそも戦うことすらしない、ということもありえます。 今の立場の僕であれば、最初に謝ってしまって、「いったい何が悪かったんですか?」と問い尋ねます。本文より
まぁ今の彼に路上で絡む人は皆無だと思いますが、強い人は広くもつ、客観的に見する事ができれば、無駄な衝突を避けたほうが良い。
身体の強さが落ち着きを作り、色々な視野で物事を考えられることにもつながるのですね。
対人の経験値が尋常じゃない彼のようにいかないかもしれませんが、常に柔軟な発想をしようと心がけるだけでも、結果は変わっていきます。
【尊敬できる人は、謙虚】
彼が尊敬している人は、上の立場にいても人の意見を聞ける人。
僕は、むしろ自分から聞きにいっちゃうタイプですね。今の動きはどうだったか、とか、それこそジムで教えている一般の会員さんにも意見を聞いてしまうほどです。 本文より
本文てよく出てくる言葉が、「客観視」。小学生の時に、ビデオカメラで自分の動きを確認。全くイメージと違った事から「客観視」の大切さを認識したと言います。
プロ格闘家と、一般会員さんの間には、天と地ほどの実力差がある。が、朝倉未来は常識を疑って、どんな視点からの意見も地肉にしてしまうのである。
最強の男の姿勢が、こうであるなら、私達もマネしない手は無いのです。客観視は最強のツール。
【身体はモビルスーツ】
身体や精神が苦しくて悲鳴をあげてるとき、苦しんでるのは自分では無く、外側のガンダムのモビルスーツが傷んでるととらえる。
苦しいときを乗り切るために、僕が昔からやっている裏技というか、工夫があります。 それは「体を乗り物だと思う」ことです。 本文より
自分と痛み、苦しみを切り離すと冷静になって、正しい判断ができると、朝倉未来は言います。
数々の修羅場、痛みを乗り越えて来た男は、仏様の域まで達しています。
以前読んだ「不合理だからうまくいく」の作者ダン・アリエリーも重度の火傷をおって死を間近に体験した事から、研究に打ち込んで行くのですが…
朝倉未来は過去の全てを語ってはいません、想像以上の体験をしている事が言葉の端々から、感じ取れます。
【死はご褒美】
僕にとって、死とはご褒美です。なぜなら、生きているとそのためにしなければならないことがあって、それがつらいと感じるからです。 本文より
格闘家と言う職業は死と隣り合わせ。格闘家になる前から死に近いところにいたのであろう彼は、死んだら全ておしまい、楽になれるのだろうとも言っています。
哲学にも通づるこの、死生観。彼は努力を見せる事を嫌うが、かれは本を相当読んでいるであろうし、できれば何を読んでいるのか知りたい…
僕はリングに上がったら死ぬかもしれない。でも、それは死ぬためにやっているわけじゃない。生き残るためにリングに上がっているんです。本文より
リングに上がってヒリヒリする試合で有ればある程、楽しんで戦ってる彼の表情を見ると、リング上がホントの意味で自分と対話できる唯一無二の時間のようにも思える。
【壮大な野暮を持ったら鬱になりかける】
かつて僕は、本気でタイムマシンを作ろうとしていました。本文より
悩みが桁違いです。未来さん。
19歳の頃彼は、本気でタイムマシンを作ろうとしたそうで、相対性理論などを学んでいくうちに、宇宙規模の時間の概念に騒然として、正気を保てなくなったそう。
この時は、友人のたくまさんと、話しをする事で乗り越えたそうで、友人の大切さや、休息の大事さを語っています。
宇宙から、落ち込んで友人に行く。振れ幅がすご過ぎてギャップ萌しちゃいます。男が惚れる男デスね。
【エンターティナー朝倉未来】
歌もうまい彼は、リングもYouTubeも人の心掴んで話しません。
コンテンツを作る上で大事なのは、見る人の感情を動かすことです。本文より
格闘技を見て思うのですが、数ラウンドにそれまでの選手達の人生が詰まっています。
その中でも彼の試合は飛び抜けている、そんな理由が上の文章でも明らかになっていますね。
人生そのものを演じているのか?すで生きてるのか?判断がつかない所も最大の魅力です。
客観視している事で、常に人を魅了している。客観視の重要性がここにも出てきました。
【まとめ】
・強者は客観視をする
・強者はポジティブ
・強者は謙虚である
・強者は人の心を動かす
・強者は夢に自分をかける
本当にこの本は格闘家と言うイメージを覆す、朝倉未来の今までのエッセンスが凝縮した本です。
未だ28歳、人の一生分ぐらいの凝縮した人生観が垣間見れ、なおかつまだ奥の深さに驚愕。
30歳で格闘家を引退すると宣言している彼のその後も気になりますね。
YouTubeの朝倉未来のチャンネルと合わせて本書を読む事で、どっぷりと彼の魅力にはまちゃって下さい。
今回も読んでくれてありがとう。
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