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へ・き・ち・さ・い・こ・う その7

さて前述の勤務医ニュースについての人選だが、県内の豪雪中山間地や離島の中小病院に勤める各世代の先生方にお願いした。新潟県は、日本地図からその県境で切り取って上下を持ち糸魚川あたりから西側に折り返すと、その距離は琵琶湖に届くほど細長くて大きい。多様な地域を抱える新潟県のへき地もまた、あり様はさまざまだ。「島民が灯した一筋の明かり〜粟島遠隔診療の始まり〜」、「巡回診療と訪問診療を続けています」、「すぐ傍にある病院」、「ダンバー数のなかで医療する」、「胸をはれるか・・・」、「診療所で働く」そして「へき地医療の共奏が支える明日の日本」。89の酒蔵を擁する越後の酒のごとく、それぞれが医療の本質を問いかけてくれた。(にいがた勤務医ニュース155号:令和5年9月)