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挨拶文を更新しました

自治体病院の共奏が支える明日の日本

~令和の医療に灯をともせ~

第62回全国自治体病院学会

学会長  吉嶺 文俊

  (新潟県立十日町病院 院長)

 第62回全国自治体病院学会を2024年10月31日(木)から同11月1日(金)の2日間にわたり、新潟市の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター、ホテル日航新潟において開催いたします。

 本学会のメインテーマは、「自治体病院の共奏が支える明日の日本 ~令和の医療に灯をともせ~」とさせていただきました。

 人生100年時代。これから生まれてくる令和の子供たちは、果たして22世紀に天寿を全うすることができるのでしょうか。昭和~平成~令和という時代の移ろいの中で、あぶり出されてきた本質的な課題を共有し、さらに3つの「共奏」、すなわち競争(Competition)、共創(Co-Creation)、協奏(Concerto)を通して、自治体病院の使命とは何かを徹底的に議論したいと考えております。

本学会では従来の総会及び各分科会の企画に加えて、中小病院や救急医療に焦点を当てたシンポジウムも計画しました。さらにポスター会場においては、すべてのセッションにおいて二日間貼り替えなしとし、参加者同士の交流の場としてもご活用頂けるような会場設営を目指しております。

 新潟での開催は昭和56年(1981年)以来実に43年ぶりです。明治の一時期には日本で最も人口が多かった新潟県は、今なお200万人を超える県民が生活しています。広大な県土は、政令指定都市のある越後平野、日本有数の豪雪地・魚沼、そして粟島・佐渡島など多彩であり、それぞれに独特の伝統や文化が息づいています。

 学会開催の時期は実りの秋。コシヒカリや新之助などの新米、県内89の酒蔵の共奏から織りなされる越後の銘酒、キノコ王国山の幸、そして日本海の幸をご堪能ください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。