味覚障害にも良いアポラクトフェリン

不定期連載 アポラクトフェリン(47)

アポラクトフェリンには多彩な効能があります。解決できない問題もありますが、解決できそうな問題も多いのです。

その一つが、味覚障害の悩みです。
「何を食べても味がわからない」
という重傷のケースだけでなく、
「味の濃い、薄いがわからない」
「甘味が感じられない」
「すべて苦く感じる」
など、様々な症状があります。

こうした味覚障害を引き起こす原因としては、薬の副作用や中枢神経の障害、血液中の亜鉛不足、ストレスなど、様々な指摘があります。嗅覚の障害や蓄膿症も要因の一つとなております。

私たちが何かを口にしたとき、美味しいと感じるか、まずいと感じるかは、舌の感覚(味覚)によって決まると考えがちですが、実際には嗅覚にも深く関わっています。
「美味しいか否か」
は舌が感じる味だけでなく、ニオイにも左右されています。

蓄膿症などで嗅覚に異常があると、本来の「味」を感じることができません。例えば、花粉症などで鼻が詰まっていると、おいしいものを食べても「美味しい」と感じられないことがあります。

アポラクトフェリンには強力な殺菌効果があります。したがって、日頃から摂取していれば、蓄膿症による炎症も鎮めることができるはずです。

アポラクトフェリンの効能に関する研究は始まったばかりで、今後様々な効能が解明される可能性があります。

参考文献 
井上浩義 
『アポラクトフェリンのすべてがわかる本』
アーク出版 2015年 pp.115 - 116

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