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【旅行記?】GGSTオフ対戦会/銭湯/リスアニライブ(前編:名古屋)



旅行記が携帯電話のメモで漬け物になっていたので、つらつらとnoteにまとめました。
七割はあの時何してたっけな…?って時に見返す自分用、あと三割はこれを見ていただいた方用です。

今回は格闘ゲームであるGGSTのオフ対戦会、銭湯、リスアニライブのほかを東京で色々と楽しみました。

このnoteは前編で名古屋→東京行く前までを書いてます。名古屋だけでこの文章量、何故。

以下、本文です。


2023/01/24

名古屋へ


まずは風呂だけ入り、早めに自宅から名古屋へと向いました。夜行バスの出発時間ギリギリに到着すること防ぎたかったのと、出発前に名古屋で色々とやりたいことがあったからです。

動き易いよう、1泊3日の荷物としては少なめにした


ビックカメラ


名古屋に到着後、リスアニライブ用に使うUO(サイリウム)を求めてビックカメラに寄りました。
売り切れていた、残念。
近くでライブでもあったんだろうか。


ついでにフラフラと他の商品を見てたらプラモデルコーナーに"オススメ!"と歯ブラシ売り場が設営されていた。

これはいったい…?


オタクくんは歯磨きちゃんとしろ風呂入れ臭いんだよってメッセージ…?プラモデルには詳しくないのでよくガンプラを作っていた友人に聞いてみたが、友人も分からないという。この話は迷宮入りだ。

後になって調べたところ、電動歯ブラシを改造して電動ヤスリにする人がいるそうだ。
それを理解して配置してるならニッチだなぁ。

ここのビックカメラはオタク系に優しい印象があります。ゲームコーナーでは幅広い年齢層をターゲットにしてることが分かるし、ゲーミングPC・メカニカルキーボード・コンデンサーマイク・ヘッドセットからSSDやメモリまでズラーっと飾ってある区画は結構見ものだ。実物を見ることが出来るから買う基準にもしやすいので大変助かる。


最後は店内にあるアイマスショップにも寄りました。

劇場アニメがやってた時期だったので
シャイニーカラーズの色々が飾ってあった。
並べ方に店員さんのこだわりを感じてとても良い。


夕飯/松のや名駅西口店


そのあとは沢山ごはんを食べて夜行バス内で気絶できたら最高って思い腹ごしらえをしました。

松のや名駅西口店

ここは高層ビル"ベルヴュオフィス名古屋"の一階にあるのでめちゃくちゃ綺麗。人を選ばずに使うにはうってつけの場所でしょう。
行く前に営業時間を調べたが、5:00〜1:59定休日なしだった。ほぼ24時間…。
630円とお得だったのでロースカツ丼を食べました。


しょっっっっっっぱ!?!?


家系ラーメンとかも普通に食べる自分が塩辛く感じるんだから多分それなりにしょっぱいんだと思いますが…。え?しょっぱいよなこれ多分…。不安になってきた。今度友人にもこれを食べてもらって味覚チェックをしてみたい。自分の舌がおかしいんか…?


ボリューミーだし味噌汁まで付いてくる。お得だ。
ただししょっぱい。


ゲームボックスQ3


完食後、まだバス出発まで時間がありそうだったのでゲームセンターで時間潰しをすることにしました。調べてみると徒歩5分ぐらいの距離にある。

ゲームボックスQ


まず外見からして好きだ。
入口だけが明るく照らされてて看板などは光っておらず、初見だと入りづらい雰囲気を感じる。側面にはなんか洗濯物のような服が干されてたりする。
なんで?

店内に入ると所狭しと筐体が並んでいる。3~40台ぐらいありそうだ。UFOキャッチャーすら置いてないゲームセンターというのは今どき珍しい気がする。異世界に来たような感覚になる。

筐体たち
中部地域で唯一稼働しているAC北斗の拳もある


思ったより人がいることにも驚いた。ガンダムの対戦ゲームには8人ほどの集団がいたし、ぷよぷよや良く分からない古い格闘ゲームをプレイしている人もいた。お客さんが付いているのはいい。いい空間だ…。

何となく"今日は何で遊んだろっかな〜…"みたいな慣れたような雰囲気を醸し出しつつ目的の筐体を探す。客観的にこう書くと恥ずかしいんだけど、店の雰囲気がそうさせるんだ。分かって欲しい。君もきっとその場にいたらそうする。キョロキョロと辺りを見渡す姿は海外しかり、異世界では格好のカモなのだ。


目的の筐体を見つけた。
自分がここに来た目的はギルティギア(GGST)をプレイするためだ。オフ対戦前にコントローラーの動作確認と肩慣らしをしておこうと思って来たのだ。

Let's Rock

トレーニングモード2回とアーケードモードを1回プレイしました。1回100円10分間の有料トレモを経験して感じるのはこれが家で無限に出来る家庭版の存在はあまりにもクソデカビッグということ。

筐体にコントローラーを接続し、動かしてみて分かったのはLRボタンを使うことが出来ないということだ。考えてみたらそりゃそうかとなるのだが、筐体にはガチャガチャできる棒と6個のボタンが付いておりそれで遊ぶことを想定されている。つまりそれ以外の入力は受け付けませんということだろう。多分。

その後、その他シリーズのギルティギアが遊べないかと探してみるとこんなものが見つかった。

GGXrdSIGNの説明書
今年で10周年だそうだ。

ロマンキャンセルの説明を見ると「一瞬の好機をつ掴め!」と書いてある。このゲームでのロマンキャンセルはカウンター気味に使ったりするんだろうか。ちなみにGGSTをプレイした自分が思うロマンキャンセルへの印象は「勝負を終わらせろ!」です。ロマンキャンセルを使って相手の体力を半分減らし、ポジティブボーナスでぶん殴ってゲームセットせいやぐらいの勢いを感じている。


是非プレイしたい…そんな思いで100円を投入したましたが、うんともすんともいわない。あれ?と思った途端に気付いたのですが、どうも電源が切れてるらしい。仕方ない…と返金ボタンを押しましたが、100円も返ってこない。そこデジタルなんだ…と感じつつお店の人へ申し訳なさげに飲み込まれちゃって…と話をすると、直ぐに対応していただけました。

駄目元で電源を付けて頂いたりすることって出来ますか…?と聞いてみると、快く良いですよーとのこと。突然のお願いでしたが対応していただいて嬉しい。ありがとうございます。

ゲーム起動画面
初めて見た…。
スレイヤーのストーリーモード

一回のトレモとストーリーモードをスレイヤーでプレイしました。夜行バスまでの時間も結構いい感じに近づいていたので、少し忙しない感じになったのでゆっくりやりたかったなぁと思いながら退店。


ここ、ゲームボックスQ3があるゲームセンターの場所は1995年「トンガ王国」という名前のお店から存在していたようです。あるタイミングで「BOX.Q2」に変わり、そのQ2が2015年に閉店してまうのを惜しいと感じたオーナーが今の運営を引き継いで、今のBOX.Q3があるそうな。(下記、クラファンのページより引用)
コロナでまだまだ大変な中、今でもレトロゲームを50円で遊べるように設定されてるのは大変驚きました。

気になった方は遊びに行っていただきたいと感じたし、自分もまたゆっくり遊びに行きたいなと感じました。


夜行バスで東京へ


名古屋のバスターミナルは駅から少し離れた所にある。今は無き、ゆりの噴水前にある広場からトコトコと案内されるのが常だ。夜行バス使い始めの頃に割と困ったのが近くにトイレ無くない?という問題。これは自分用のメモとして残しておきますが、エスカ7番出口階段降りてすぐ左にトイレがある。近くのローソン等コンビニにはトイレないので注意が必要だ。

こんな感じ。


ここで歯磨きしてから、出発時間付近になったらバスターミナルに行くことにした。
トイレで歯磨きすんのもなぁという気がしたが会社だと割と昼休みにしてる人いっぱいいるしという気持ちと、何より手洗場の隣では素手で鼻かん出る原始人がいたので何も気にならなくなった。頼むからバスで隣にならないでくれたら嬉しい。

そんなこんなで準備を整え、バスターミナルで自分が乗るバスの番号を参照しバスに乗り込む。
今回はグレースライナーのプレミアムグレースを使うことにしました。3列シートで席幅に余裕があり、何より最初からフルリクライニングなのでアッ、セキタオシテイッスカの流れが必要ないので気が楽。

3列シートのちょっといい夜行バス
7500円なので新幹線よりは安い

出発するとバスに乗車するにあたっての諸注意事項がアナウンスされる。あれ…?なんか聞いたことある声…?

何故かは分からないのですが、声優の清水愛さんが担当されているようです。自分が知ってるのは「グリザイアの果実」で小嶺幸役として出演されていたことでしょうか。

原作はプレイした事ないがアニメだけ見た。
「シャチではありません、幸(さち)です。
そしてサメです。サメは獲物で遊びません。」
ってセリフだけは覚えている。

公式HPのCV岡村美佳沙って源氏名で思い出しましたが車の人としても知られていました。岡村(岡村製作所)美佳沙(ミカサ:日本初のAT車)。個人的には豊高ローラ(トヨタ・カローラ)がいい感じに収まってて好き。

付随して色々思い出してしまったので、バスの中で静かに動画を聞きながら寝ることにしました。

まずは「風見一姫名言集(税込み1890円)」

昔聞いたときと今聞くので何か感じるものに違いがあるかと思い聞いたが、これを聞いたときからずっと頭に残り続けているこの言葉以外は特に何も感じなかった。

負うべき物が責任、負わなくていい物まで負いたがるのが責任感。その境目を見失わないように。

風見一姫

この言葉のお陰で気が楽になったことは数知れない。最初に聞いた時は「いや責任感って責任に付随するものだから境目とかないだろ」って思っていたが、生きていると案外"自分に責任がある訳でないのにやらなければという責任感でだけで行動する"という場面に遭遇することが結構ある。

軽い例で言うと、高校や大学生のときに感じた友達と旅行や遊ぶ時にいっつも自分だけが計画立ててる…とかだろうか。ある程度満足度の高い旅行にするには計画は必要だ。計画を立てるのが苦手な人間もいる。自分がやらねば計画が立たない…。そう考えて、それが少し重荷になり、旅行自体が面倒に感じることもある。

め、面倒くさい…。

この時のやらねば…という感情はまさに責任感でしょう。ただこの時、本来自分1人だけに"責任"は無いはず。計画無しで失敗したとて、その責任は旅行に参加する全員が均等に負うべきもののはずですよね。風見一姫の言葉を借りると、負わなくていいものを負いたがっている状態。

もう少し感情を深堀りしてみるとこの時のやらねば…という感情には、「旅行には計画が必要」という自分の価値観(こだわり)があることに気付いた。それからは計画を立てる時に「これは自分が立てたいから立てる」と自覚することや、やる気が無い時は友達にレンタカー借りるのは担当してくれない?とかお願いしてみたり(大体承諾してくれる。殆どは考え始めるのが億劫だからというのが理由だそうだ。)なんなら無計画で遊んだりするようになった。トラブルを許容できる価値観同士であれば、一緒にいることさえ出来れば何でも楽しいということに気付き、これでこの問題についてはかなり気持ちが楽になった。

今でも、仕事やプラベートで責任感という言葉が頭に浮かぶのと同時に風見一姫の言葉が思い出される。負わなくていいものまで負うときはこれは自分が負いたいから負ってるんだと自覚することや、自分だけに責任があると必要以上に思い悩む必要はないという救いになる。


次に聞いたのは「刹那の果実」

イントロから最後まで余す所なく好きだ。
この曲調、歌声は今でも色褪せることは無い。

悲しいことにこの曲を歌っている黒崎真音さんは昨年2023年に35歳という若さで亡くなられたことを思い出しました。原因はライブ配信中に倒れたことによる硬膜外血腫だと言われています。

丁度一周忌になるでしょうか…。この曲以外にも彼女が歌った好きな曲は沢山ある。「人が本当に死ぬのは忘れられた時だ」という哲学があるなら、自分の耳が聞こえなくなり曲を忘れるか、死ぬまでは彼女の存在は生き続けることになる。静かなバスの中でせめて安らかに、と祈りを込めて黙祷した。


清水さん、突然声を聞かせるものだから思考がこんな所まで来てしまいましたよ。早く寝なければ…。
旅先のスタートとしては少ししんみりとした気分でしたが、次に目を開けたときは東京。銭湯、オフ会、リスアニライブ、その他予定も沢山ある。楽しみ…と感じつつ寝ました。


以上です。旅行記というよりエッセイだこれ。


次回、東京編に続く

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