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リスタート

今年、書道を再開した。

書道を再開することは今年のマイ100の一つ。

今年こそ書道を再開しようと思っているうちに、あっという間に1月が過ぎようとしていた頃…また忙しくなると始める機会を逃してしまうと思い、今度こそと思い切って行動してみた。

まずは先生に電話してみることに。
20年も経っているのですごく緊張してしまった。名乗っても、どなた?となり…
旧姓でフルネームで名乗ったところ
★★さん!?(驚いておられた)いまどうしてるの?…と。
覚えていてくださった!ホッとした^^

始めるなら立春の日がいいと思い、お宅に伺うことに。
しかし、お宅近くの記憶がほとんどなく、かなり迷いながら到着。昔はよくここに連れてきてもらっていたなと。初めて自力で来た!
また師事できることに感謝。

就職とともに書道からは離れることに。
20年も経っているが、つい昨日のことのよう笑
ずっと書きたいと思いつつも、書く余裕なんて全くなかった。本格的に始めるきっかけが掴めないまま、こんなに時間が経っていたとは…

始めてみると、あの時とはまた違った楽しさが感じられる。学生時代とは違い、仕事をしていると平日は書く時間がとれず、あっという間に週末ということもしばしば。

昔、毎日書いていた頃は、寝ても覚めても書道。それが苦痛であった。書道をやりたくて選んだ道なのに、書かなければならないという課題や作品に追われることが嫌だと感じることも…時間はたっぷりあったのに。今思えば、なんと幸せな時代だったのかと思う。

今は妥協だらけ…だけど楽しい。
書ける時に書ければいい。
平日はタスクをこなすことでいっぱいの毎日なので、週末だけ書いている。
あの頃と比較すると圧倒的に時間はとれないけれど気持ちの余裕はある。
折り合いをつけられるようになった。

再開して九ヶ月。
一度は離れた道であるが、また始めることができた。

昔積み重ねた基礎がまだ私の片隅に残っているのだと思うとまだやれるなと思う。

先生が、だってあなた初心者じゃないもの…

師の後押しで、新春の書展に出品することになった。あとは書き込んでいくだけ。

いま、こうしてまた作品を書くことができているのが嬉しい。

人はいつでもリスタートを切ることができる。
また少しずつ、コツコツ積み重ねていこう。

読んでくださったかた、ありがとうございます♪


書作の構成メモ

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